エド・はるみナースでグ～…ＴＢＳ系「Ｔｏｍｏｒｒｏｗ」で連ドラ初チャレンジング～

お笑い芸人のエド・はるみ（年齢未公表）が、ＴＢＳ系ドラマ「Ｔｏｍｏｒｒｏｗ」（７月６日スタート、日曜・後９時）で連続ドラマに初出演することが８日、分かった。地方医療の再建をテーマに掲げ、竹野内豊（３７）、菅野美穂（３０）が主演する話題作にベテラン看護師長としてレギュラー出演。お茶の間にナース姿を披露するエドは「本当にみなさん、よろし…よろしグゥ～！お願い致します」と話している。

　立てた親指を前後に振る「グ～！」ギャグで大ブレーク中のエドが連ドラにチャレンジング～する。「本当に心から感謝しております。お笑いもドラマも、やはり一番大事なことは、そう『ハート』でございます。私もみなさんとハートをひとつにして、素晴らしいドラマを作り上げていきたいと思います」心を込めた芝居で新境地を開拓する。

　ＴＢＳの看板枠「日曜劇場」に新登場する「Ｔｏｍｏｒｒｏｗ」は、崩壊しつつある地方医療がテーマ。ある事情で外科医を辞め、公務員に転身した航平（竹野内）が看護師の愛子（菅野）と出会うことで外科医に復帰し、病院再建に立ち上がる物語だ。２大スターの初共演も話題を集めている作品で、エドはキュートな？ナース服に身を包んだベテラン看護師長として、病院を事実上取り仕切る重要な役柄にキャスティング。

　人気芸人が役者に挑戦するのは珍しくないが、今回は少し違う。エドは明大文学部で演劇を専攻し、０５年にお笑いを志して吉本の養成学校「ＮＳＣ東京」に入学するまで約２０年間、舞台女優としてキャリアを築いてきたバリバリの元役者。鍛え上げた演技力に注目が集まる。緒川たまき、黒川智花、陣内孝則、岸部一徳らも参加して１日にクランクインした本作。エドの撮影はいよいよ今月中旬からスタートする。

　女優復帰にあたって、制作側からは「『グ～！』を封印した方がいいのでは？」との声も上がっているが、エドは「まあ、心の中に閉まってぃんグゥ～！しながら、時折オープニングゥ～！したいと思います」とし、乱発を避けつつ、勝負どころの伝家の宝刀として「グ～！」を披露する展望をトーキング～している。

　◆エド・はるみ（えど・はるみ）東京都出身。年齢未公表。明大文学部文学科卒。コンピューターインストラクター、マナー講師をしていたが、２００５年に吉本興業の養成学校、ＮＳＣ東京に１１期生最年長として入学。０６年に東京・新宿のルミネｔｈｅよしもとで芸人デビュー。親指を立てる「グ～」のギャグでブレーク中。今年２月にバツイチで結婚期間は１年間だったと告白した。身長１５６センチ。血液型Ａ。

参照元：スポーツ報知