助演男優賞総なめ ハビエル・バルデムが初来日

映画「ノーカントリー」（１５日公開、ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン監督）で第８０回アカデミー賞助演男優賞を受賞したハビエル・バルデム（３９）が１１日、都内ホテルで会見した。

　同作は助演以外にも作品賞など今回のアカデミー賞で最多の４部門を受賞した。バルデムはオスカーをはじめ、２９の映画賞で助演男優賞を総なめ。劇中ではおかっぱ頭で不気味な雰囲気をまとう冷徹な殺人鬼を演じたが、会見では用意したメモを見ながら「ニホンニコレテウレシイ。ノーカントリー、ミテネ」と愛嬌（あいきょう）あるあいさつ。「２週間たった今、初めて受賞の感激をジワジワとかみしめいている」

　バルデムは今回が初来日。「日本は礼儀正しい人が多くて街がキレイ。日本食を食べに行ったら、英語を話す人がいなかったので指さしでメニューを頼んだけど、結局何を食べたか分からなかった」と、困った様子だった。

参照元：スポーツ報知