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映画「まぼろしの邪馬台国」(堤幸彦監督、11月1日公開)に主演する吉永小百合(63)が、スポーツ報知のインタビューに応じ、作品への思いを語った。今年は「母べえ」、今作と、久しぶりに2本の映画に主演。映画女優として第一線で活躍してきた吉永にとって、芸能活動50年という節目の年でもあった。止まることなく走り続けた一年を振り返り「いま、ようやく芝居が分かり始め、入り口に立てたような気持ちです」と語る。

 ―大変なキャンペーン量です。

 「作品は自分の子供という意識。見終わって温かい気持ちになってほしい。まるで受験生の子供を持つ母の気持ち。今回のキャンペーン数は『母べえ』のときよりも全然多い。23か所まわるスケジュール表を渡され、びっくり。公開前はえも言われぬプレッシャーもあって。役を演じるときの緊張感の方が楽かもしれませんね」

 ―劇中での卑弥呼姿も話題です。

 「私自身、ちょっと気に入ってます。最初は心配でした。卑弥呼の場面だけ違和感がないか? 音楽とうまくマッチするんだろうか? とか。吉野ケ里遺跡で撮りましたが、メーキャップに2時間。その間に自然と巫女(みこ)的な感覚になれた。たおやかで強い精神力とカリスマ性があって。いまの世にこそ卑弥呼みたいな総理大臣がいたら。うまく世の中が治まるんじゃないかって思うんです」

 ―目の不自由な夫・宮崎康平さんを支えながらの邪馬台国探しの旅です。妻・和子役として夫を理解するための準備もあったのでは?

 「撮影前、自宅の中で近くにある物を取ったりするときに、目をつぶってやってみるということを結構しました。指先の細やかな感覚や聞こえてくる音とか。どう感じ取って行動できるものなのか。自分がまったくいつもとは違う世界にいるような感覚でした」

 ―ご自身、早大時代は史学科西洋史の専修です。

 「ミロのビーナスにあこがれ、ギリシャの歴史をやりたいという単純な理由でね。でも、弥生時代の石器を見て邪馬台国に興味を持った宮崎康平さんの気持ちはすごく分かります。時を超えた価値ある美しさ。私も本当はもっと日本史を知りたくて、いつか聴講生になって勉強したいと思って何十年もたっちゃって」

 ―これまで、正統派と呼ばれる俳優との共演が多い中、個性派の竹中直人さんが相手役でした。

 「新鮮でした。竹中さんはふだんはひっそり物静かなのに画面に出たとたん、エンジン全開の爆発状態(笑い)。瞬時に役にジャンプできる人。私は役にじわじわ変わるタイプ。見習いたい。撮影中は竹中さんとの会話がどんどん弾んで。旅のいろんな出来事ということで(劇中で)山道を私が走るシーンが出てきますが、実は2人で話している間に生まれたアドリブなんです。この場面も気に入ってるんです」

 ―竹中さんとはメル友とのこと。相当なスピードでメールを打てるのですか?

 「私の場合、手書きの方が絶対に早い。FAXで書いて送る方が早い。メールって文章まで考えてくれることがあるでしょ? 『小』と打つと勝手に『小百合』と出てきたり。私の脳になってくれているのかもしれないけど。だんだん頭で考えなくなるから。でも、急いでいるときは、それに任せて打っちゃいますけどね」

 ―今作は前作「母べえ」と作品のタイプは異なりますが、両作とも夫に先立たれる設定でした。続けて夫婦を演じる中での男性観の変化は?

 「男の人は年を増すごとに少年に回帰していくのでは、という考えが強くなりましたね。男性の方が純粋なのかもしれない。女性の場合、年を重ねるごとにたくましくなる。悪くいえば、ずうずうしくなってしまう(笑い)。私もそうならないようにしないと、といつも思ってるんです」

 ―「まぼろしの―」では激しい夫婦げんかも出てきます。吉永さんは15歳年上のご主人、岡田太郎さんとけんかすることは?

 「それが一度もないんです。ただ、仕事のときはこうやって気をつけて話してますけど、私のしゃべり方が断定口調で男っぽいんでしょうね。言葉で傷つけているみたいで『君のその言い方、きついんだよ~』と言われることがあります。全然そんなつもりで話してないんだけど。ともに江戸っ子。親愛の情でしゃべってるのに。いまですか? 主人もいろんな旅に出かけて。2度目の青春を謳歌(おうか)しているみたいです」

 ―休む間なく2本の映画に主演。多忙な年でした。

 「本当に目まぐるしく、よく動き回ったと思います。『母べえ』の撮影を入れると2年間。山田(洋次)学校では芝居のあり方を勉強し直したところもずいぶんあって。手作り派の山田監督が終わると、すぐに撮影中はモニター画面の前にいらっしゃるCG派の堤監督。いつものように間隔を空けて出ていたら、勉強したことがゼロに戻っていた。流れに乗って続けてまったく違うタイプの監督さんとご一緒できたのは逆に良かった」

 ―仕事の醍醐(だいご)味をどんなときに感じますか?

 「公開初日にいっぱいの客席を見ると、興奮して『幸せ!』となりますね。その後、何度も映画館に行き、感動してくださっていれば喜びが一層、増して。私は最初に見るときはどう演じたか、自分の顔しか見えない(笑い)。2度目に少し全体が見えて。とにかく何度も見て反省ばかり。『あーうまくいった』なんてことはめったにないですね」

 ―今作はハイビジョンのデジタル撮影。デジタルで撮られる作品が増えることをどう思いますか?

 「テレビもブラウン管、アナログがなくなろうとしている。デジタルは美しさ、スペクタクル的な面では秀でているのでしょうが、フィルムならではの良さも必ずある。たまたまこの前、テレビで黒澤明監督の『天国と地獄』を見たんです。白と黒、光と影、深み、奥行き。やっぱりフィルムもいい、残したいと思いましたね」

 ―これで113本の映画に出演。映画を知り尽くした気持ちでは?

 「それがまったく逆。全然知り尽くしていないんですよ。今年はそれを発見することができたのが一番大きな収穫。ほんの少しだけ芝居のことが分かりかけてきた。50年もやっていて、みなさんには笑われるかもしれないけれど。女優っぽくない私が、ようやくほんの入り口に立てた、そんな感じがするんです」

 ◆吉永 小百合(よしなが・さゆり)1945年3月13日、東京都生まれ。63歳。早大第二文学部卒。児童合唱団に入り、58年「赤胴鈴之助」(TBSラジオ)で芸能界デビュー。主演映画「キューポラのある街」(62年)の純情な娘役が好評で、それ以来、熱狂的ファンを「サユリスト」と呼ぶようになる。73年にテレビプロデューサーだった岡田太郎氏と結婚。代表作は「青春の門」「動乱」「細雪」「天国の駅」「おはん」「映画女優」「華の乱」「北の零年」「母べえ」など。原爆詩の朗読をライフワークとしている。

参照元:スポーツ報知

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