日本限定！ビヨンセが「ＨＯＮＥＳＴＹ」カバー

米人気歌手のビヨンセ（２６）が、日本限定の特別アルバムで、ビリー・ジョエル（５９）の名曲「ＨＯＮＥＳＴＹ（オネスティ）」をカバーすることが２９日、分かった。０５年に解散したデスティニーズ・チャイルドや、メンバーのソロ楽曲を収録したアルバム「ラヴ・デスティニー」（６月２５日）に収録が決定。「日本のファンのために何かスペシャルな曲を用意したい」という親日家ビヨンセの発案だ。

　世界の歌姫ビヨンセが、日本のファンのためにあの名曲をカバーする。

　１９７８年に発表された「オネスティ」は、米人気歌手ビリー・ジョエルの代表曲の中でも、特に日本での人気が高い楽曲。ビヨンセによるカバーは、６月４日から着うたで先行配信され、２５日発売のアルバム「ラヴ・デスティニー」に収録されることが決まった。

　「ラヴ―」は、「サヴァイヴァー」など０５年に解散したデスチャのヒット曲ほか、ビヨンセ、ケリー・ローランド（２７）、ミシェル・ウィリアムス（２８）のソロ楽曲を収録。さらにビヨンセの妹ソランジュ（２１）の曲も加わった“デスチャ・ファミリー・ベスト”。デスチャのアルバムデビューから１０年の節目を機に、日本独自の企画で制作が決まった。

　昨年４月に初のソロツアーを日本からスタートさせるなど親日家のビヨンセが企画を聞き「日本のファンのためにスペシャルな曲を用意したい」と発案。以前から大好きだったという「オネスティ」の緊急収録を決定。新たに録音した。デスチャ時代も含めると、ビヨンセのカバーは４回目で、ソロでは２度目だ。

　「楽曲自体のインパクトが強いから、アレンジはあえてシンプルにしたわ」とビヨンセ。「とても美しい仕上がりになったと思うので、日本のファンの皆さんが喜んでくれることを願ってるわ」とコメントしている。

　ビヨンセは、１１月に新アルバムを、ほかのメンバーも夏にアルバムを発売予定。解散から３年近くたつが、日本から再びデスチャ人気が再燃しそうだ。

参照元：スポーツ報知