本木・小泉“同期コンビ”で主演賞…キネ旬ベストテン

　「第８２回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が１８日、東京・銀座ブロッサムで行われ、主演男優賞の本木雅弘（４３）と主演女優賞の小泉今日子（４３）との“同期デビューコンビ”が出席した。

　ともに１９８２年、１６歳でデビュー。小泉は「二十数年間それぞれの道を見つけて頑張ってきた。この場に並んでいることがうれしい」。２人でキネマ旬報特別号の表紙を飾り「アイドル雑誌以来のツーショット」と笑顔。

　本木も「小泉さんとここに立つことは言葉にできない充実感です」。「おくりびと」は日本映画監督賞の滝田洋二郎監督や日本映画作品賞など５冠。２２日（日本時間２３日）は米アカデミー賞の外国語映画賞の発表。本木は「まぼろしでないのか確かめに（現地へ）行ってきます」と話した。

◆昨年にがん手術の原田芳雄“復帰”　○…昨年１１月に大腸がんの手術を受けた原田芳雄（６８）が特別プレゼンターとして出席。昨年末にＮＨＫドラマ「白洲次郎」の撮影で仕事復帰し、この日が初めての公の場。少しやせた印象だったが「４０年、映画をやってきて（まだ）何も分かっていない。これからもしかられないようにやっていく」とあいさつ。「歩いても　歩いても」で夫婦役を演じ助演女優賞を受賞した樹木希林（６６）らと再会し笑顔を見せていた。

参照元：スポーツ報知