欽ちゃん２４時間ラジオ…ニッポン放送で２３年ぶりＤＪ

タレントの萩本欽一（６７）が、２３年ぶりにニッポン放送「第３４回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」（１２月２４日・正午）のメーンパーソナリティーを務めることが９日、都内で発表された。２４時間放送のチャリティー番組のＤＪ。昨年８月に日テレ系「２４時間テレビ」で７０キロマラソンを完走した欽ちゃんは、テレビに続いてラジオでも“２４時間マラソン”に挑戦することになった。

　御年６７歳の欽ちゃんが、今年はラジオで「２４時間」に挑戦することになった。

　「去年７０キロ走って自信がついたから『ラジオでは走らせないのか』って冗談で言ったら、本当にこうなっちゃった」と苦笑いの欽ちゃん。昨年８月の「２４時間テレビ」で、史上最年長の６６歳で７０キロマラソンに挑戦。最高気温３０度を超える炎天下、番組終了には間に合わなかったが、意地の完走でお茶の間の感動を呼んだ。

　「ミュージックソン」では目の不自由な人のための「音の出る信号機」を設置するキャンペーンを行う。欽ちゃんは７５年の第１回放送から第１０回までメーンパーソナリティーを担当していた。同番組を開局５５周年記念番組に位置づけたニッポン放送が、「コント５５号」でおなじみの大将に、２３年ぶりに白羽の矢を立てた。

　今年はリスナーとの電話や、街に飛び出して“１万人と声の握手”をしながら２４時間ＤＪマラソンに挑戦する。欽ちゃんは「７０キロマラソンのときは（沿道の）みんなとハイタッチしたから、ラジオでも声でたくさんの人と『ボイスタッチ』したい。１０万人の人と話したい」と１０倍の目標を掲げた。

　しかし「電話でみんなと『欽ちゃん、お久しぶり』なんて話してたら、３人ぐらいで終わっちゃうから、話は短めにね。でも実際は１万人いかないかな」と、すぐにトーンダウンし、笑わせた。

　番組のパートナーを務めるのは「欽ちゃん劇団」出身の東貴博（３８）。「こいつには会いたくない。おとっつぁん（故・東八郎さん）に世話になったから、頭が上がらない」と冗談めかす欽ちゃんに、東が「その分、息子に返してほしいと言っているんですけど」と返すなど、掛け合いは抜群。今年のクリスマスは、大将の“２４時間連覇”に注目が集まりそうだ。

参照元：スポーツ報知