深キョンがエスパー先生に…１２年連続出演連ドラは爆笑コメディー

女優の深田恭子（２５）が来年１月１１日スタートのテレビ朝日系ドラマ「未来講師めぐる」（金曜・後１１時１５分）に主演することが８日、分かった。人気脚本家・宮藤官九郎によるオリジナル作品で、深キョンは２０年後を予見できる超能力を持った塾講師を演じる。１９９７年のデビュー以後、１２年連続で民放の連ドラに出演することになる。　０８年の深キョンは、２０年後が見えてしまう超能力者になる。

　「未来講師めぐる」は、クドカンこと宮藤官九郎のオリジナル脚本によるコメディー。深キョン演じる主人公の進学塾の英語講師・吉田めぐるは２４歳の誕生日をきっかけに、満腹になると周りの人の２０年後が見えてしまうおかしな能力に目覚める。塾の生徒や恋人の知りたくない？未来が見えてしまうことに悩みつつも、持ち前の正義感で恋に仕事に奮闘するコメディーだ。

　現在、テレ朝の同枠「金曜ナイトドラマ」では、人の遺品に触れると過去に戻ってしまう女性が主人公の「モップガール」が好評だが、今度は対照的に「未来」が題材になった。

　クドカンが連ドラの脚本を手がけるのは０５年１～３月のＴＢＳ系「タイガー＆ドラゴン」以来３年ぶり。奇想天外の設定が多い「金曜―」にクドカン自ら乗り込んできた。「自分の脚本で連続ドラマで女の子が主人公のお話は初めて。『そんなバカな！』みたいなお話が大好きだったんで。そしたら、超能力かなーって。人の未来が見えちゃって苦悩する姿が面白くなれば」と構想を広げている。

　深キョンは９７年に日テレ系「ＦｉＶＥ」で連ドラデビュー以来、これで１２年連続のドラマ出演。クドカンとは初タッグだが「クドカンさんの作品は大好きなので、思いっきりお芝居ができたらいいなぁ。コメディーは演じていて楽しいので、大好きですし、まだ台本を読んだだけですが、すごく面白そう」と、２０年後ならぬ２か月後に期待をふくらませている。

参照元：スポーツ報知