黒柳徹子「品格のある方でした」…塩沢ときさんお別れの会

　今年５月にスキルス胃がんで亡くなった女優の塩沢ときさん（享年７９歳）の「お別れの会」が１８日、東京・千代田区の東京會舘で行われ、高島忠夫、星由里子、司葉子ら約１５０人が塩沢さんをしのんだ。

　弔辞を読んだ黒柳徹子（７３）は新人時代の思い出を披露。ロケ現場で心細そうにしていると共演者の塩沢さんが「あなた、すてきだと思う。応援してるから頑張ってね」と声をかけてくれたという。「５０年近く前ですけど、それが忘れられないんです」また、フジテレビ系「いただきます」でコンビを組んだ小堺一機（５１）は京都での仕事で欠席したが「大きな頭は天国の門でつかえませんでしたか？　僕が一番好きだった下ネタは、お昼の番組なのに、『私は穴という穴は全部使いました』。天国でも元気の種をまき続けて下さい」とメッセージを寄せた。

　祭壇には塩沢さんの肖像画が飾られた。映画看板専門の東京宣伝美術社・牧野肇社長が塩沢さんの著著「がん人生」に感動して贈ったもの。生前の塩沢さんも大のお気に入りだったという１枚に参列者は見入っていた。

参照元：スポーツ報知