ＧＬＡＹのＨＩＳＡＳＨＩがブルーマンと日米異色コラボ

人気ロックグループ・ＧＬＡＹのギタリスト・ＨＩＳＡＳＨＩ（３６）が、パフォーマンスショー「ブルーマングループ」（東京・六本木インボイス劇場）にゲストとして出演することになった。通常公演でブルーマンのステージにゲストが登場するのは今回が初めて。ＨＩＳＡＳＨＩは１２月１２日の公演でパイプを使った演目「Ｔｉｍｅ　Ｔｏ　Ｓｔａｒｔ」に登場する。

　世界的パフォーマンスショーと、日本を代表するロックギタリストが合体する。

　ＨＩＳＡＳＨＩが登場するのは「第２回ロックの日」として開催される１２月１２日の公演。演目の中でもロック色が強く、パイプを使った「Ｔｉｍｅ　Ｔｏ　Ｓｔａｒｔ」で演奏する。通常公演でゲストミュージシャンがステージに上がり、出演者たちとコラボレートするのは今回が初めてだ。

　ＨＩＳＡＳＨＩは「ブルーマン―」を１０年前に米ニューヨークで観劇し、パフォーマンスと音楽の融合に大きな衝撃を受けたという。今回の出演にあたって日本公演をあらためて観劇、ステージでは独自のアレンジを披露するという。

　米国で誕生した「ブルーマン」は「青塗りの男」３人が、さまざまな超人的なパフォーマンスを見せるショー。音楽性も高く評価されており、９９年にはオリジナルアルバム「ＡＵＤＩＯ」が米国最大の権威を誇る音楽賞・グラミー賞にノミネート。通常公演以外にもロックをテーマにしたツアーも行っており、今年４月に発売された同ツアーのＤＶＤは、米ビルボードチャートで初登場２位を記録するなど人気となっている。

　昨年１２月にスタートした日本公演でも「より多くの人にブルーマンのロックの要素を伝えたい」と６月９日を「ロックの日」とし、ＲＯＬＬＹ（４５）がショーの冒頭に客席の通路でソロ演奏を披露した。そのパフォーマンスが好評で、１２月の日本公演１周年記念の意味も含め、第２回「ロックの日」が決定。「ブルーマン―」を知る大物のひとりであるＨＩＳＡＳＨＩに白羽の矢が立った。一夜かぎりのオリジナルステージは、ブルーマンの世界をさらに広げそうだ。

　◆ブルーマン　頭部を青の塗料で塗り固めた「青の男」３人組が、ドラムや配水管を使ったリズム音楽、投げられた塗料を口でキャッチしての絵の制作、客席に下りて仕掛けるドッキリなど、さまざまなパフォーマンスを見せるショー。１９９１年に米ニューヨークのオフブロードウェーでスタートし、現在までに世界１０都市で上演されている。

参照元：スポーツ報知