ｍｉｓｏｎｏ、ハリウッドデビュー！「クビ寸前」から完全復活へチャンスつかんだ

歌手のｍｉｓｏｎｏ（２３）が、日米合作映画「Ｔｈｅ　Ｈａｒｉｍａｙａ　Ｂｒｉｄｇｅ　はりまや橋」（０９年公開、アロン・ウルフォーク監督）に出演し、ハリウッドデビューすることが２４日、分かった。０２年には３人組ユニット「ｄａｙ　ａｆｔｅｒ　ｔｏｍｏｒｒｏｗ」のボーカルとして日本レコード大賞で新人賞を獲得したが、その後は低迷。「クビ寸前だったし、クビになってもよかった。本当に恵まれている」と、同作をキッカケにさらなる才能を開花させる。

　高岡早紀（３５）が主演、米俳優ダニー・グローバー（６０）がプロデュース＆出演する「―はりまや橋」で、ｍｉｓｏｎｏが女優として海を渡る。

　同作は来年のカンヌ国際映画祭でのお披露目と世界公開を予定しており、ｍｉｓｏｎｏはベン・ギロリー（５６）演じる主人公の心を開く重要な役どころを演じる。主な演技経験は０６年秋公開の映画「おばちゃんチップス」（主演・船越英一郎）でヒロインを演じただけ。今作にはオーディションで出演の座をつかんだ。

　ｍｉｓｏｎｏは倖田來未の妹で、デイアフのボーカルとしてデビューし、一時代を築いた。しかし、０５年夏に活動休止後、０６年にソロで活動を再開させたものの低迷…。自身でも「クビ寸前だった。クビになってもよかったと思っていた」と真顔で話すほど、がけっぷちの状況だった。

　ところが昨年秋ごろから急転。島田紳助（５２）に見いだされたことをキッカケに今年、バラエティータレントとして頭角を現した。ぶっちゃけた性格を生かし、バラエティーの世界で新たな才能が開花。最近はまともに休みを取れないほど多忙を極めているという。

　新境地を開いたｍｉｓｏｎｏだが、自身の中でまだ不安はぬぐえないようで「とにかく先のことは考えられない。その日その日しか考えられない」と話す。今回の海外デビューにも「まだすごいことだとは思えていない。本当に運がよかったと思ってる」。もがいていたｍｉｓｏｎｏにとって、今作は完全復活の大きなチャンス。今は歌手に女優にタレントというマルチな活動をし「いつかどっかのマスに止まるんだろうと思う」今年まだ２４歳。がむしゃらに、もう立ち止まることなく、先へと進もうとしている。

参照元：スポーツ報知