ＯＺＭＡ、引退電撃発表！元ビデオレンタル店バイトが２代目襲名

　奔放歌手のＤＪ　ＯＺＭＡ（年齢非公表）が２７日、東京・六本木のリッツカールトン東京で会見し、年内での引退を電撃発表した。ＯＺＭＡの名が世襲制であることも明かし、元ビデオレンタル店アルバイトの自称俳優・槙精吾がなぜか２代目を襲名する。全裸騒動が話題を呼んだＮＨＫ紅白歌合戦を“初代” 最後のステージにすることを熱望し「まだあきらめてません。ビックリするくらいキレイな土下座をみせます！」と懇願した。

　一昨年の紅白の舞台で、意気揚々と国民に“開チン”したＯＺＭＡが、意味不明な金屏風（びょうぶ）を背に神妙な面持ちで切り出した。「０８年いっぱいをもちまして、私ＤＪ　ＯＺＭＡは芸能界を引退させていただきます」衝撃発言にも、関係者はなぜか笑いをこらえていた。

　ＯＺＭＡいわく、音楽番組に出演した際など、女性歌手のうなじばかり見つめ、どうしてもなめまわすような目を向けてしまう自分に、芸能人としての限界を感じたという。一昨年の紅白で、女性ダンサーのおっぱいスーツ騒動が批判を集め「紅白をピークに（人気が）ゆるやかな下降線をたどりつつ今日に至る」ことも理由のようだ。引退後は、エコノミークラスで世界中に自分探しの旅に出る。

　さらにサプライズは続く。「ＯＺＭＡは六本木の梨園。世襲制です」と明かすと、さえない男性がおどおどしながら壇上へ。関係者によると、杉並区のビデオレンタル店で出会ったという自称俳優の槙精吾。なぜか２代目を襲名する槙は「音楽はやったことないですが、持ち前の明るさと正義感で頑張りたい」と、いかにも緊張したように言葉を詰まらせあいさつ。２代目の今後の活動はベールに包まれたままだ。

　１２月３日に新曲「ＭＡＳＵＲＡＯ」を、同３１日にアルバム「Ｉ★ＰＡＲＴＹ　ＰＥＯＰＬＥ３」を発売し引退するが、大みそかの予定はあけてある。紅白の出場者はすでに発表されたが「（出場を）まだあきらめてません」と最後のリベンジに向け、気合だけは十分だ。

　「（ＮＨＫの）石原プロデューサーに非通知で電話かけてるのは僕です。パフュームもジェロも来年があるけど、僕は今年だけ」とお願い。「一切脱ぎません。ミスチルの後ろでビックリするくらいキレイな土下座をみせます！」と、この日で一番本気の姿勢をみせていた。

参照元：スポーツ報知