山本智子、滝行からいざヒット祈願

歌手の山本智子（２９）が２２日、神奈川・南足柄の「夕日の滝」でデビュー１０周年記念曲「炎の川（ひのかわ）」のヒットを祈願し、滝行に初挑戦した。

　落差２３メートルの激流に１分半、足の感覚を失うほど打たれ「癖になりそう。戒めと柔らかさを持った歌手になりたい」。年末まで全国１０か所の滝行行脚で、１０枚目シングルの同曲ヒットのため、心身を清める。

参照元：スポーツ報知

「スウィングガールズ」のジャズクラブがアルバムリリース

映画「スウィングガールズ」（矢口史靖監督）のモデルになった長野県蓼科高校ジャズクラブ「ＪＡＺＺ☆ＣＡＮＤＹ」が、６月２５日に新アルバム「ＢＩＧ　ＢＡＮＤ　ＣＨＡＮＮＥＬ」をリリースする。

　ジャズアルバムは２０００枚売れればヒットといわれる中で、初アルバム「ＣＡＮＤＹ☆ＢＯＸ」は驚異の５５００枚超をセールス。今作では往年の長寿テレビ番組のテーマ曲のアレンジに挑戦した。「笑点」「情熱大陸」「世界の車窓から」など、誰もがなじみのある曲ばかり１３曲を収録。

　顧問の斎藤研郎（けんろう）教諭（５３）は「すべて書き下ろしのアレンジ。楽譜を検討しながらとっていくハードな状況を乗り越えてくれた」と、生徒たちの頑張りをたたえる。３月末には、全米最大のストリートフェス「全米さくら祭り」に初参加し、海外公演での活躍が楽しみだ。

参照元：スポーツ報知

松田聖子、特番でなつかし番組の思い出語る

歌手の松田聖子（４６）が、ニッポン放送「サウンドバイブル　山口百恵・松田聖子完全ファイル０８」（２７日）にゲスト出演することになった。番組は午前９時から７時間の特番で、正午までは山口百恵（４９）、正午～午後４時までは聖子を特集。聖子が出演していた同局「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」や、８７年に一夜限りの「松田聖子のオールナイトニッポン」の思い出話などを語る。

参照元：スポーツ報知

テレ朝、巨人戦中継から撤退も！パ中継へ方向転換

テレ朝が巨人戦中継から撤退する可能性が出てきた。２２日に東京・六本木の同局で行われた定例会見で、君和田正夫社長（６６）が「（視聴率が）悪ければ（見直しも）考えざるを得ない」と中継変更を語った。今季開幕後の各局のＧ戦視聴率低迷を受け、代わりに日本ハム・ダルビッシュ有投手（２１）や楽天の田中将大投手（１９）ら注目選手の多いパ・リーグ試合の全国中継も検討されている。

　巨人戦中継が存亡の危機に直面している。Ｇ戦中継からの撤退と縮小の可能性について、君和田社長は「常々検討している。（視聴率が）悪ければ考えざるを得ない。それに（視聴率）何％がどうとかじゃなくて、スポンサーが付きにくくなっている」。営業的に厳しい事情を説明し、視聴率次第で今季中にも中継にメスを入れることを口にした。

　かつては平均２０％を超え、ドル箱とも呼ばれたＧ戦の人気低迷は、数字となって明確に証明されている。８勝１２敗１分けで４位（２２日現在）と開幕ダッシュに失敗した巨人の今季開幕後の平均視聴率は、わずかに１０・５％。最高でも５日放送の阪神との「伝統の一戦」の１３・８％。ギリギリで２けたを維持してはいるが、史上最低ペースを更新している。

　今季１２試合の中継を予定している同局幹部は「４番打者（李承ヨプ）が２軍だし、エース（上原）が不調ですから、盛り上がりも今ひとつですね」と具体的な要因も挙げた。

　撤退を視野に入れた背景には、巨人人気の低迷とともにパ・リーグ人気の高まりがある。かつては「人気のセ、実力のパ」と呼ばれたが、現在ではダルビッシュや田中将大、西武・涌井秀章投手（２１）らスター選手の多くがパ・リーグに在籍している。当然、テレビ局としてはコンテンツとしての魅力になる。

　パ・リーグ試合の中継について君和田社長は「ネットワーク的な問題もある。日本ハムが九州で数字を取れるのか」と慎重な姿勢も示したが「日本人は野球が好き。人気を取り戻すためには、いかに球場に若い人の足を向けさせるか」。ダルビッシュなど特に若者に人気の高い選手の試合を放送することについても積極的に発言していた。

　◆日テレも消極的　○…Ｇ戦中継に消極的になる傾向は、日テレにも出始めている。リーグ制覇の昨季でも平均視聴率は９・８％だった。地上波では主催７２試合中４０試合の中継にとどまり、優勝決定試合も放送時間は延長されず、胴上げシーンが中継されなかった。今季も同４１試合と少なく設定されている。その他の局は、現時点では中継からの撤退や見直しは検討していない。

参照元：スポーツ報知

Ａ・ウィルソン氏死去…米ソウル歌手

ＡＰ通信によると米ソウル歌手のアル・ウィルソン氏が２１日、腎不全のため米カリフォルニア州南部フォンタナの病院で死去、６８歳。

　ミシシッピ州出身。６０年代後半から７０年代にかけて活躍、７３年にリリースした「ショー・アンド・テル」がヒットし、ビルボード１位に輝いた。（共同）

参照元：スポーツ報知

絢香、ライブから地球を救う

地球環境保護を訴える「アースデー・コンサート」が２２日、東京・九段の日本武道館で行われ、シンガー・ソングライターの絢香（２０）、ＢＯＮＮＩＥ　ＰＩＮＫ（３５）、カナダ人歌手ダニエル・パウター（３７）が参加した。

　アフリカの地に一本でも多くの木を植えようを合言葉に、観客一人につき一本を寄付するプロジェクト。トップバッターのボニーは「Ａ　Ｐｅｒｆｅｃｔ　Ｓｋｙ」など５曲を歌い「私は日常生活の中でマイ箸（はし）やエコバックを持ち歩いています」と話した。絢香は５月１４日発売の新曲「おかえり」など５曲を熱唱。「入り口はライブだったとしても、それが何か考えるきっかけになったらな」と訴えた。ダニエルは昨年ヒットした「ＢＡＤ　ＤＡＹ」のほか新曲「ＢＥＳＴ　ＯＦ　ＭＥ」を世界初披露した。

　アンコールでは３人が「Ｗｈａｔ　Ａ　Ｗｏｎｄｅｒｆｕｌ　Ｗｏｒｌｄ」をコラボ。ダニエルは「今度はこの３人で新曲を作れればいいなと思う」と興奮気味だった。

参照元：スポーツ報知

Ｇａｃｋｔ、川中島からいざハリウッドデビューへ

歌手のＧａｃｋｔ（年齢非公表）が、俳優としてハリウッド・デビューすることが２２日、分かった。日本の伝統芸能の文楽をテーマにした米アクション映画「Ｂｕｎｒａｋｕ」（ガイ・モシェ監督、来年公開。日本公開は未定）で、主演ジョシュ・ハートネット（２９）の相棒役の武士を演じる。昨年のＮＨＫ大河ドラマ「風林火山」の上杉謙信役で新境地を開拓したＧａｃｋｔが、今度は世界を戦場に大和魂を見せつける。

　サムライ・Ｇａｃｋｔが、新たなステージを求めて、川中島からハリウッドに出陣する。

　「Ｂｕｎｒａｋｕ」は日本の伝統芸能の文楽をはじめ、折り紙やゲームなど和にゆかりのある多彩な要素を盛り込んだ異色のアクション作。ハートネット演じる流浪人・ドリフターの復讐（ふくしゅう）劇で、Ｇａｃｋｔはその相棒のサムライ・Ｙｏｓｈｉ役を務める。

　Ｇａｃｋｔの映画出演は、２００３年に主演した「ＭＯＯＮ　ＣＨＩＬＤ」以来５年ぶり２作目。浅い演技経験を補ってあまりある存在感が、全米進出の決め手になった。今作の脚本・監督を務めるモシェ氏が、昨年の大河ドラマ「風林火山」で究極のビジュアル系・謙信に魅せられ、主人公のパートナー役にＧａｃｋｔを熱望。３月下旬に緊急来日し、出演交渉を行った。

　Ｇａｃｋｔも「監督自ら日本に足を運び、この映画と僕の出演に対する熱い思いを何度も語り続ける姿勢に心を打たれ、この映画における僕の必要性を強く感じました」とオファーを快諾。「『風林火山』で演じた新たな上杉謙信像の表現が世界に認められたことを光栄に思います。近未来のボーダーレスな世界という設定の中、主演の相棒役として武士道精神を表現できる役柄に非常に興味を持ちました」と意気に感じている。

　今月中旬からルーマニアで始まった撮影に合流し、ハートネットやヒロイン役のデミ・ムーア（４５）らと共演。Ｇａｃｋｔは「ハリウッドを代表する大物俳優が並ぶ中で、自分の演技、表現が世界に通用することを証明したいと思います。期待して待っていてください。夢をまた一つ、かなえにいってきます」と語っている。

参照元：スポーツ報知

元「光ＧＥＮＪＩ」大沢樹生の再婚、正式発表

人気グループ「光ＧＥＮＪＩ」の元メンバーで俳優の大沢樹生（みきお、３９）が再婚することがスポーツ報知の既報通り２２日、大沢が代表取締役社長を務める所属事務所から正式発表された。お相手は１５歳年下の「さやか」さん（２４）で、大安の２６日に入籍する。交際の経緯などは明らかにされていないが、大沢は入籍後に会見を行い、自分の口で喜びの報告をする。

　大沢が再婚を正式発表した。妻となる女性の名前は伏せられていたが、１５歳年下の「さやか」さんと判明。大安の２６日に婚姻届を提出する。その後、大沢が一人で会見し、出会いや結婚までの経緯を語ることになった。

　１９９４年に当時、人気絶頂だったスーパーグループ光ＧＥＮＪＩを脱退し、所属のジャニーズ事務所からも離れた大沢だが、俳優業にシフトすることでアイドルから脱皮。甘いマスクと１７７センチの長身、抜群の運動神経で映画や舞台で存在感を発揮した。一方で昨年８月には主演映画「怪談　牡丹燈籠　もっともっと愛されたかった。」（吉田剛也監督）でプロデュースに初挑戦するなど活動の幅を広げた。

　また、２００６年１０月には個人事務所を設立。社長業と俳優業を軌道に乗せた大沢を、陰で支えた女性が「さやか」さんといえそうだ。入籍をしたばかりのパートナーの人柄なども結婚会見で報告する予定だ。

　大沢は９６年６月に７年間交際した女優の喜多嶋舞（３５）と結婚。この時、喜多嶋は妊娠３か月だった。結婚１０年目の０５年９月、性格の不一致を理由に離婚した。

　喜多嶋との間に生まれた長男は１１歳。離婚後は一度、喜多嶋が親権を持ったものの、通学の都合などで大沢とともに生活するようになり、今は大沢が親権を持っている。喜多嶋も昨年７月に東大卒の大手出版社勤務の男性と再婚。今年１月２３日には３１０６グラムの女児を出産している。

　◆大沢　樹生（おおさわ・みきお）１９６９年４月２０日、東京都出身。３９歳。ジャニーズ事務所入りし、８７年「光ＧＥＮＪＩ」として「ＳＴＡＲ　ＬＩＧＨＴ」でデビュー。８８年「パラダイス銀河」で日本レコード大賞。圧倒的な人気でローラースケートブームを起こす。９６年６月に喜多嶋舞と結婚したが、０５年９月に離婚。趣味は映画観賞、観劇。血液型Ａ。

参照元：スポーツ報知

堂本光一主演ミュージカルが菊田一夫大賞

堂本光一（２９）主演ミュージカル「Ｅｎｄｌｅｓｓ　ＳＨＯＣＫ」が第３３回菊田一夫演劇大賞を受賞し、２１日、都内で授賞式が行われた。高い舞台成果に対しスタッフ・出演者一同に贈られたもので、主演の堂本のほか、大倉忠義、屋良朝幸も出席した。
　ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が０２年度特別賞を受賞した際、代理として出席。今回は主演舞台の大賞受賞とあって「全員で取れた賞。前回とはやはり（気持ちが）違います」と喜んだ。副賞として１００万円が贈られたが「飲みに行くことには使わない」と断言。「来年舞台があるのなら、進化し続けるために使いたい」と話した。

　演劇賞は涼風真世、井上芳雄、堀内敬子、鈴木裕美氏、特別賞は堺正章。

参照元：nikkansports.com

アッキーナ、女弁護士に変身！

グラビアアイドル・南明奈（１８）が２０日、都内で行われたニンテンドーＤＳ用ゲームソフト「逆転裁判」シリーズの新作発表会に出席した。

　弁護士となって逆転無罪判決を目指す法廷アドベンチャーゲーム。女弁護士ルックで登場したアッキーナは「ホント大ファンで、前作も並んで買っちゃいました。毎日５～６時間はゲームをやってます」とゲーマーぶりをアピールし、アキバ系ファンを熱狂させた。

　３月に高校を卒業した南は、弁護士と検事の違いについて質問されると「えっと、弁護士は無罪にしてあげようとする人で、検事は有罪にしようとする人ですよね？」と答えていた。

参照元：スポーツ報知

宮崎あおい、クドカン監督と離れたくない

女優の宮崎あおい（２２）が２０日、主演映画「少年メリケンサック」（来春公開）の撮影が行われている東京・東大泉の東映撮影所で製作報告会見に臨んだ。

　同作は人気脚本家・宮藤官九郎（３７）の監督第２弾。宮崎はレコード会社の新人発掘担当のダメＯＬ役。清純派のイメージがある宮崎らしからぬシーンも多いが、クドカン作品が好きだったこともあり、出演を快諾。

　実際、クドカン自ら演出しているにもかかわらず「１日１回はひどい撮影があるけど、喜々としてやっているので、壊れちゃったのかと。かわいそうだけど笑える」というほど体当たりの演技を見せているよう。宮崎自身も「笑いをこらえるのが大変な現場」。

　撮影は５月上旬までだが、宮崎は主演するＮＨＫ大河「篤姫」収録のため、この日でクランクアップ。「現場から離れたくない。取りこぼしがあってほしいと思うぐらい」と“クドカンワールド”に名残惜しそう。共演には佐藤浩市（４７）、木村祐一（４５）、ユースケ・サンタマリア（３７）ら。

参照元：スポーツ報知

田中麗奈＆ヒガシが桜の下で完成報告

映画「山桜」（５月３１日公開、篠原哲雄監督）にダブル主演する女優の田中麗奈（２７）と「少年隊」の東山紀之（４１）が２０日、作品の舞台となった山形・鶴岡市の庄内映画村で完成報告を行った。

　この日開幕した「’０８やまがた映画博」（２０日から１年間）のオープニングを飾った２人。遠方には出羽三山の一つ、羽黒山がそびえ、雲一つない青空。満開の桜に迎えられ、東山は「（桜が）散らずに、僕らを待っていてくれた」と笑顔をみせた。

　原作は藤沢周平さんの小説「時雨みち」の同名短編小説。田中は時代劇初挑戦。２度の結婚に失敗しながらも人生の幸せを求め、前向きに生きる女性役。００年「はつ恋」以来の篠原監督とのタッグに「本当に縁を感じる。自分が成長する上で、必要な映画になったと思う」。

　一方の東山は正義感、誠実さあふれる武士を好演。セリフは冒頭シーンのみで表現力が問われるが「（原作を）読んだ時から、この役を手放したくないと思った。りんとした誇りや自己犠牲の精神。自分の生きざまにも反映させていきたい」。同県では２０日から先行上映。舞台あいさつも行われ、２人は感謝の報告をした。

参照元：スポーツ報知

仲良く★ベリー！キュート！

「ハロー！　プロジェクト」のユニット「Ｂｅｒｒｙｚ工房」と「℃―ｕｔｅ」が２０日、横浜アリーナで初のジョイントコンサートツアーをスタートさせた。冒頭で「Ｂ―」のキャプテン清水佐紀（１６）が「我々は歌手精神にのっとり、キュートと仲良くバトルすることを誓います」と宣言すると「℃―」のリーダー・矢島舞美（１６）は「我々のチームワークをベリーズに見せつけます」。ライバル心を胸に秘めながら「Ｂ―」は新曲「ジンギスカン」、「℃―」は「涙の色」（２３日発売）を披露するなど、全２３曲を元気に歌った。

参照元：スポーツ報知

セッチー、嫁よ天まで昇れ

狂言師の和泉元彌（３３）と母・和泉節子さん（６５）が２０日、都内で行われた映画「スパイダーウィックの謎」（２６日公開）の試写会に来場した。

　映画は家族もテーマ。妻の羽野晶紀（３９）との離婚危機が報じられている元彌が家庭円満を強調する一方で、節子さんがさく裂。次々に仕事が舞い込む嫁に「（羽野が）『私は宇宙人』とか言ってるみたいだけど、宇宙人の羽野晶紀よ、天まで昇れ。風船の中に家族が入ってるとしたら、どこまで行ってもいい。元のひもは私が持ってます」と遠慮せず言い放っていた。

参照元：スポーツ報知

ココリコ田中「一か八か」勝負

お笑いコンビ「ココリコ」の田中直樹（３６）が上演中の劇団ＯＮＥＯＲ８公演「莫逆の犬」（東京・新宿シアタートップス、演出・田村孝裕、２７日まで）で初舞台ながら主演している。

　密室で繰り広げられる心理劇で、母親殺しの引きこもり青年役として出演。「僕もインドア派だし、気持ちは共感できます」。独特の存在感が買われ、映画出演もしている田中は初めての演劇に「舞台は５、６回しか見たことないし、一か八かみたいな」。

　妻で女優の小日向しえが昨年、初舞台を経験したことに刺激された。「『けいこには、どんな格好で行ったらええねん？』とか聞きました」。相方の遠藤章造から「初日、最前列の真ん中で見させてもらうわ」と言われ、「やりにくいんで丁重にお断りしました」（田中）。遠藤は「田中が舞台に出てるで」と周囲に宣伝して回ってくれているという。

参照元：スポーツ報知

魔裟斗と矢沢心が涙の披露宴…芸能人２００人来た

格闘家の魔裟斗（２９）と女優の矢沢心（２７）夫妻が２０日、都内のホテルで結婚披露宴を行った。

　魔裟斗は白の紋付きはかま、矢沢は黒と赤の着物で登場。魔裟斗は９日に試合があり、準備は矢沢に“丸投げ”状態。「会場に来るのも今日が初めて。練習不足という感じ。一人で準備するのは大変だったと思う」と妻に感謝した。

　昨年２月１１日、６年間の交際を経て結婚。夫婦でよく旅行をしている矢沢は「行きたいところはすべて連れて行ってくれる。幸せです」と笑顔。妊娠はまだだが、魔裟斗は「いつでも欲しい。何人？　まずは一人目ができてから」。

　披露宴には小池栄子、坂田亘夫妻、高島礼子、伊東美咲、吉川ひなのら２００人が出席。小池は「幸せそうでした」と話した。出席者によると、夫婦そろって花束贈呈や両親のあいさつのときに涙を流していたという。

参照元：スポーツ報知

勘太郎新境地、難役「道元」挑む

映画「ＺＥＮ（仮題）」（高橋伴明監督、０９年新春公開）に主演する歌舞伎俳優の中村勘太郎（２６）が、このほどロケを行っている岩手・奥州市の「えさし藤原の郷」で取材に応じた。

　０１年に牧瀬里穂とダブル主演した「ターン」以来となる映画で初の単独主演を務める勘太郎は、ひたすらに坐禅する「只管打坐（しかんたざ）」を教えとする曹洞宗の開祖・道元を演じる。電気カミソリで頭を丸めて撮影に臨む毎日に、あいさつで手を合わせる所作も自然と出てくるほどだ。

　道元役は「人生に波がない。エンターテインメント性に富んでいる今の作品の中で、道元を演じるのはそうとうな覚悟がないとできない」と難易度の高い演技が要求される。歌舞伎や舞踊、ＮＨＫ大河ドラマ「新選組！」にも出演した勘太郎は「動いてナンボの役者」という“動”のタイプ。しかし今回は坐禅が重要なキーワードで「静のパワーを強く感じますね。セリフがひとつひとつ重い。静の中で器の大きさを伝えたい」と目に力を込める。

　撮影前には道元の著書「正法眼蔵」などを熟読。昨年１１月には大本山の福井県・永平寺で４日間の修行を経験した。そうして高僧を再現した姿に、共演する内田有紀（３２）や藤原竜也（２６）、哀川翔（４６）らは演技を絶賛。高橋監督も「確かな演技。道元のきちっとしたものが伝わってくる」と評価している。

　新境地への挑戦に「見る人がどう思うかは考えてない。感じろ、どうだ、という。そういう映画です」と手応えを感じているようだった。

参照元：スポーツ報知