「ＬＯＵＤＮＥＳＳ」ドラマー・樋口宗孝が肝細胞癌

結成２７年目を迎えるヘビメタロックバンド「ＬＯＵＤＮＥＳＳ」のドラム・樋口宗孝（４９）が肝細胞癌（がん）になっていたことが１４日、分かった。同バンドの公式ＨＰで発表した。

　樋口は３月の定期健診の際に肝臓に異常が発見され、４月７日に検査入院。精密検査を受けた結果、肝細胞癌であることが判明。当面は放射線治療などを続け、さらに詳しい検査を受けて治療法を探っていくという。樋口本人が、病と闘っていく決意とともに同バンドに復帰する意思を、ファンに知らせたいという意向で、公表に踏み切った。

　ギターの高崎晃（４７）は「樋口宗孝が病気療養に専念しますが、癌を克服し、一日も早く元気な姿でＬＯＵＤＮＥＳＳに戻ってくることを心から祈っています」とコメントした。

　２２日の渋谷ＣＬＵＢ　ＱＵＡＴＴＲＯでスタートし名古屋、大阪を回るツアーは代役を立てて行う。

　◆樋口　宗孝（ひぐち・むねたか）１９５８年１２月２４日、奈良生まれ。４９歳。７３年に高崎晃とともに「レイジー」に参加。解散後の８１年に高崎、二井原実、山下昌良と「ＬＯＵＤＮＥＳＳ」を結成した。日本人アーティストとして初めて米ニューヨーク「マジソン・スクエア・ガーデン」に進出した。９４年に脱退し「ブラッドサーカス」を結成したが、２０００年に「ＬＯＵＤＮＥＳＳ」に復帰。

参照元：スポーツ報知