アヴリル、東京ドームでパーティ！大塚愛＆ＰＵＦＦＹ共演

カナダ出身女性歌手のアヴリル・ラヴィーン（２３）が１６日、初の東京ドーム公演を行った。約３年半ぶりとなる単独の日本ツアーの東京公演で、歌手の大塚愛（２６）やＰＵＦＦＹがゲストとして参加。熱望していた邦楽女性アーティストとの“共演”を実現させた歌姫ロッカーは、「史上最大のガールズロックパーティー」で３万５０００人の観衆を酔わせた。

　太平洋を越え、登り詰めた東洋の“頂”で、女のロック・ポップ愛を確かめ合った。１０日に静岡・浜松アリーナでスタートした来日ツアーの一番の見せ場となる初ドーム公演で、アヴリルは「トーキョー、ありがとう」を連発。「すごくロックなパーティーをしたい」と希望した洋邦合体の女性パワーをさく裂させた。

　宴（うたげ）のトップを務めたのは大塚だ。アヴリルとは自国のガールズミュージックを牽引（けんいん）する同士で、ともに１２日のテレ朝系「ミュージックステーション　スペシャル」にも出演。右手をあげ「こんなでかい東京ドーム（公演）に参加できて、うれしく思います」と喜びを表し、ヒット曲「ＣＨＵ―ＬＩＰ」など３曲で沸かせた。

　ＰＵＦＦＹの２人はドーム初進出に「今日は『Ｐｕｆｆｙ　ＡｍｉＹｕｍｉ』です」。アヴリルを意識して、米国内で活動する際のユニット名を持ち出し、吉村由美（３３）は「今日はこんなステージに立たせていただいて、アヴリルさん、サンキュー」と感謝。アヴリルからプロデューサーのブッチ・ウォーカー氏と共作で、提供された楽曲「Ａｌｌ　Ｂｅｃａｕｓｅ　Ｏｆ　Ｙｏｕ」など５曲で互いのファンをあおった。

　なでしこポップに触発され、アヴリルも黙っていない。洋楽初のデビューから３作連続ミリオンを達成したアルバム「ベスト・ダム・シング」を中心に、ヒット曲「ガールフレンド」など１７曲を熱唱。「ランナウェイ」では激しくドラムを叩き、バンド「ＳＵＭ４１」のデリック・ウィブリー（２８）と「イン・トゥー・ディープ」で、今回のツアー恒例の夫婦コラボも披露した。最終２４日の広島サンプラザホール公演後、２７日に２４歳を迎えるディーバは、少し早い誕生日パーティーに最後までテンションが上がりっぱなしだった。

参照元：スポーツ報知