サブちゃん、遠藤実さん遺作を延暦寺で奉納歌唱へ

昨年１２月６日に急性心筋梗塞（こうそく）のため亡くなった作曲家の遠藤実さん（享年７６歳）のお別れの会が２９日、東京・西新宿の京王プラザホテルで行われた。

　遠藤さんの遺作「比叡の風」をデビュー記念日の６月５日に発売予定の演歌歌手・北島三郎（７２）は、同曲を「奉納したい。きょう比叡山の住職と会って、歌いに行くと伝えたよ。その時は先生、降りてきてくれるかな」と追悼＆奉納ライブを希望。比叡山延暦寺も「北島さんのお話は聞いている」と実現に前向きな姿勢を示した。

　場内には５０００曲以上ある遠藤メロディーの中から「高校三年生」「北国の春」など代表２０曲が、弦楽四重奏の生演奏で響き、舟木一夫（６４）、島倉千代子（７０）ら門下生を含む参列者約１０００人の胸を打った。

　◆主な参列者　アグネス・チャン、五木ひろし、小渕優子、亀井静香、川中美幸、北山たけし、小林幸子、堀内孝雄、牧村三枝子、森昌子、山本リンダ、渡哲也（５０音順、敬称略）

参照元：スポーツ報知