スタローン「ランボー」さらなる続編にも意欲的

米俳優シルベスター・スタローン（６１）の手形が、東京・日比谷シャンテ・シネ前の合歓（ねむ）の広場に設置されることが７日、発表された。主演映画「ランボー　最後の戦場」（２４日公開）のプロモーションで来日中のスタローンはこの日、都内で来日会見に臨み、大きな右手を型取り。２４日から同スカラ座で展示された後に設置される。

　同所には高倉健（７７）ら日本のスター６７人の手形が並べられているが、海外スターではトム・クルーズ（４５）、ペ・ヨンジュン（３５）らに続いて５人目となる。

　またスタローンは、新作の舞台となったミャンマーについて「６０年近く内戦が続いていることは世界であまり知られていない。国境の外で何が起きているのか目を向けて欲しい」。５日に大型サイクロンで多大な被害が出たことにも触れ、内戦や災害に苦しむ人たちを支援することも提案。会見では米国から持参したという劇中で使った弓を持ち出してサイン。その他のグッズとともに２８日から無料動画配信サービス「ＧｙａＯ」などでオークションに出品。収益をユニセフに寄付してミャンマーの支援にあてるという。

　「―最後の戦場」は、昨年の「ロッキー・ザ・ファイナル」に続く、自身の代表作シリーズの２０年ぶりの新作。今年１月に公開された米国では好調な興行成績を記録し、続編にも意欲的。戦争シリーズはこれで最後のようだが、メキシコでの実在の事件を引き合いに「行方不明になっている女性を、ランボーが探しに行って助けるというものを考えている。現代的なウエスタンを描ければ」と、具体的なアイデアも口にした。

参照元：スポーツ報知