三田に聞く…「精一杯やったつもり」

―１月に様子がおかしかった時、また覚せい剤をやってるのかとは聞かなかったのか。
  心配した時は何度かあります…。（兆候は）私の知る限り何もなかった。

　―２か月の入院に薬物依存はなかったか。
  病院はお医者さまにずっと任せておりましたので。依存症というか、うつと…。

　―１回目の会見では「原因究明を人生をかけてやる」と言っていた。
  精いっぱいやった結果。母親として力足らずだった。ただ彼も大人。病院に行くにも本人の自覚がないと。暴力的に連れて行くわけにもいかない。お互い随分努力はしましたが。

　―生活面で自立できていたのか。
  やろうと努力はしても、現実的にはできてなかった。両親で最低限の手助けをしていた。

　―厳しさが足りなかったのでは。
  このまま精神的に不安定なまま独りで生きていきなさいとただ厳しく言うだけでは。万一、他人様を傷つけることにまでなったら大変。彼にとっては甘いのかもしれませんけど、精いっぱい努力はしたつもりです。

　―息子には何と言いたいか。
  もう大人。今の状況をしっかり自覚してると思う。

　―ご主人は何と。
  ショックが大きすぎて。自分たちの力のなさ、ダメな親だなって実感。救ってあげられなかったし。でも精いっぱい、彼（祐也容疑者）は彼の人生を前に向いていくしかないです。死ぬわけにはいかないでしょうから、彼も。

　―今回は３回目、重い刑が予想されるが。
  （コックリとうなずく）

参照元：スポーツ報知