三笠優子がデビュー３０周年記念リサイタル

演歌歌手・三笠優子（５８）が１３日、東京・浅草公会堂でデビュー３０周年記念リサイタルを行った。

　１２０万枚を売り上げる大ヒットを記録した「夫婦舟」（７９年）で知られるベテランは「毎回最後だと思ってやってきたので感無量です」とあいさつし、新曲「晴れ晴れ雲」など全２８曲を歌い上げた。

　「夫婦三部作」以降はヒットに恵まれず、０１年には髄膜炎で入院して４０日間意識を失った。「大病を患いましたし、今のレコード会社でのヒット曲もありません。でも声の続く限り、歌っていきたい」。笑顔で語った三笠は、過去の人生で抱えてきた悲しみを歌声に乗せ、観客を魅了していた。

参照元：スポーツ報知