不況に負けん！映画「ハゲタカ」…金融危機で脚本差し替えも

俳優・大森南朋（３６）が主演するＮＨＫの人気ドラマを映画化する「ハゲタカ」（大友啓史監督）がクランクインし１６日、撮影が行われた都内のホテルで記者懇親会が行われた。

　企業買収をテーマに男たちの野望と苦悩を骨太に描いたドラマは、０７年２～３月に放送され国内外で数々の賞を受賞。映画の台本は昨年８月に大半が出来上がっていたが、同９月の金融危機の影響で約８割の大幅差し替えが行われた。

　映画では敏腕ファンドマネジャー役の大森をはじめ、柴田恭兵（５７）、栗山千明（２４）らドラマのキャスト陣に加え、中国系ファンドの命を受け日本の大手自動車会社の買収を狙う“赤いハゲタカ”を玉山鉄二（２８）が務める。

　大森は「評価に関しては緊張感が実ったのかな。映画ということでつい力が入ってしまうので、入りすぎないように」と意欲満々。柴田は「去年は『相棒』が大ヒットしたけど、この作品も隠れファンが相当いる。ヒットしたらパート２も」と語っていた。６月公開の予定。

参照元：スポーツ報知