中居＆仲間ラストも息ぴったり…「私は貝になりたい」クランクアップ

ＳＭＡＰの中居正広（３５）と女優の仲間由紀恵（２８）が夫婦役を務め、名作ドラマを映画化した「私は貝になりたい」（福澤克雄監督、１１月２２日公開）の撮影が、このほどクランクアップした。

　最後のシーンは島根半島から６５キロ、隠岐諸島の西ノ島・摩天崖。日本の海岸線を１周するほどのロケハンを重ねて見つけた、標高２５７メートルの天然大断崖（だんがい）だ。当日は夫婦が２人で生きていくことを決意する物語の回想部分とラストシーンの撮影で、中居と仲間は丁寧に息ぴったりに演じていった。

　１月にクランクインし、丸刈り頭にもなって作品に挑んだ中居は「撮影が長かったから終わった気がしないですね。すごい疲れました。映画はバラエティーとは訳が違いますね」。仲間も「ワンシーンにこんなに時間をかけるのかというぐらい時間もかけましたし、行ったこともないような場所でじっくり撮らせていただきました」とこん身の作品になった様子だ。

　紅白歌合戦の司会を一緒につとめた２人だが、俳優としては初めての共演。中居は「仲間さんは完ぺきなのですごく助かりました」。仲間も「自然体の中居さんと共演して学ぶことがたくさんあった。また映画で共演させていただきたい」とエールを送り合っていた。

参照元：スポーツ報知