北島三郎、都はるみらが開館祝う…カラオケＢＯＸ完備の星野哲郎記念館

「兄弟仁義」「アンコ椿は恋の花」などのヒット曲で知られる作詞家星野哲郎さん（８１）の記念館が出身地、山口県周防大島町に完成し２５日、北島三郎や都はるみら演歌歌手が勢ぞろいして記念式典が開かれた。

　「星野哲郎記念館」は鉄筋コンクリートの平屋で約８５０平方メートル。星野さんの功績を残そうと、同町が約５億円をかけて建設した。

　星野さんが若いころに通い作詩の着想を得た酒場を再現した工房や、創作への情熱を大型スクリーンで紹介する映像館のほか、“星野演歌”を熱唱できるカラオケボックスも備えている。

　星野さんは、雑誌に応募した詩が入選したのを機に作詞家となり、これまでに４０００曲以上を手掛けた。現在も日本作詞家協会会長を務めている。

　記念館は２６日から一般公開される。開館時間は午前９時―午後５時。水曜日は休館。大人５００円、子ども３００円。問い合わせは同記念館、電話[phone]。

参照元：スポーツ報知