吾「頑張れ！」被災者へ勇気のエール

　新潟県中越沖地震被災者に１７日、芸能界からエールが相次いだ。ＳＭＡＰの香取慎吾（３０）は、先日、主演映画「西遊記」の特別上映会で能登半島地震の被災地を訪れたこともあり「被害に遭われた方々、とても苦しい時と思いますが、地震に負けないでがんばってください」とメッセージ。

　先日、能登半島地震の被災地激励に訪れたばかりの香取が、新潟県中越沖地震の被災者にもメッセージを寄せた。

　香取はこの日、ファクスで「地震で亡くなった方々のご冥福（めいふく）をお祈り致します。被害に遭われた方々、とても苦しい時と思いますが、地震に負けないでがんばってください」と被災者を見舞うコメントを発表した。

　香取は、主演映画「西遊記」（公開中）のキャンペーンで「元気のないなまか（仲間）がいるなら、元気のある悟空が会いに行くしかない。少しでも笑顔になってもらったら」と地震の被災地などに出向き、特別試写会などを行ってきた。

　キャンペーンは６月９日にスタート。７月３日には能登半島地震で最も被害が大きかった石川・輪島市門前町に出演者“ご一行”で訪れ「少しでも元気になって」と激励。また、出演者は行けなかったが、０４年１０月の新潟県中越地震で被害を受けた新潟・十日町の会館を使って特別上映会も行っていた。それだけに、映画公開直後に起きた地震に対しても、すぐに反応したようだ。

　香取は劇中の孫悟空として、フジテレビ系「ＦＮＳ２７時間テレビ」（２８日・後７時～２９日・後９時１５分）で司会を務めることが決定しているが、フジテレビでは現在のところ、今回の被災地を元気づける特別企画は検討されていないという。しかし、放送まで１０日間あり、急きょ被災者のために香取が動く可能性もありそうだ。

参照元：スポーツ報知