渡＆紀香２年ぶり共演！結婚後初連ドラはやっぱりおヨメ役

渡哲也（６５）、徳重聡（２８）、藤原紀香（３６）が１７日、神奈川・鶴見の総持寺で眠る故・石原裕次郎さんの墓前で新ドラマの制作を報告した。テレビ朝日系「おいしいごはん　鎌倉・春日井米店」（木曜・後９時、１０月スタート）で、渡は昔かたぎのカミナリおやじ役、紀香は結婚後、初の連ドラで嫁を演じる。渡は「米屋に日本で一番きれいで有名な嫁が嫁いでくださった」と２００５年のスペシャルドラマ「祇園囃子」以来２年ぶりの共演を喜んだ。

　裕次郎さんが亡くなって今年で丸２０年。２１回目の命日も、裕次郎さんにはつきものの雨。そんな中、渡、徳重、同じく雨女で知られる紀香が墓前で新作ドラマを報告した。

　「（０３年１０月スタートの連ドラ）『西部警察』で事故を起こしているので、無事撮影が終わるようお願いしました。気を締めていきたい」と渡。

　石原プロ制作では久々となる連ドラは、鎌倉の米店を舞台にしたホームドラマ。渡演じる竜平の放蕩（ほうとう）ぶりに家族が愛想を尽かし、崩壊状態だったが、心臓病で余命わずかと診断されたことから、家族が結集。しかし、竜平は元気いっぱいな上、隠し子まで現れ…というストーリー。映画「ＡＬＷＡＹＳ　三丁目の夕日」「キサラギ」の古沢良太氏が脚本を手がける。

　紀香とは０５年９月の「祇園囃子」以来２年ぶり２度目の共演。渡が「米屋に日本で一番きれいで有名な嫁が嫁いでくださった。いるだけで華やかになる。私ももう少し若ければ…」と言えば、紀香も「大きな大きな船に乗っているようで、ついていけば大丈夫」と息もピッタリ。

　新婚早々のお嫁さん役には「役と私生活がリンクされることはない。天真爛漫（らんまん）でどんな困難にぶつかっても、明るくできる、こういう女性がいたらすてき。この役はとてもうれしい」と紀香。ただ「毎回、おいしいごはんが出てくるので、覚えて帰りたい」と新妻らしい発言も飛び出した。劇中では小学生の息子も持つという設定だ。

　一方、夫役の徳重は緊張気味。「幸せです。３か月間、紀香さんの妻ぶりを体感できるので楽しみ。とにかく粗相のないようにしたい」と恐縮しきりだった。

　絶妙なタイミングでの紀香のお嫁さん役となったが、制作サイドによれば、昨年末から進めていた話。日本人の原点というべき、ごはんをモチーフに、平均視聴率１５％を狙いたい、としている。

参照元：スポーツ報知