本田医師そばを前に“音”を上げた！

野菜ソムリエの王理恵さん（３７）との結婚延期に揺れる精神科医の本田昌毅医師（３７）が２９日、東京・袋町の日本出版クラブ会館でエッセー「朝青龍から笑顔が消えた本当の理由」（双葉社刊）の出版会見を行った。エッセーの内容よりも、本田医師が「音を立てずにそばを食べられるか」に注目が集まったが「本当に無理なんです」と、そばの試食を突然、拒否。集まった報道陣は肩すかしを食らった。

　本田医師は最後の最後まで、そばをすすらなかった。因縁の納豆そば（とろろ、わかめ入り）を前に「本当にこれだけはね～」と必死に抵抗。報道陣との「食べる？食べない」の押し問答が５分間続いたが、そばを口にすることはなかった。

　理恵さんとの結婚延期理由の一つとされる「そばの食べ方」。この日の会見では、そばの生試食を行い“音を立てずに食べられるか”を実践する予定だった。報道陣が用意した５種類のそばと１種類のうどんから、ハワイ旅行で食べたものに近いとされる「納豆そば」をチョイスしたまではよかったのだが…。

　実は本田医師、ひそかにそばの食べ方を特訓していたという。会見直前のランチにも、そばを食べるなど万全を期していた。だが、テレビカメラ１７台、９０人超の報道陣を前に委縮してしまったのか「これ絶対、無理です。練習しましたけど、音を立てて食べないのは無理です」と突如、反論。さらに「納豆入っているやつは絶対、無理です。これは本当に無理なんです」と語気を強めた。

　「こういう姿を見て、本当に理恵さんがいいと思ってもらえるか、僕はそれが疑問なんです」とこの期に及んで正論をぶちまけた本田医師。最後には「皆さんが撮りたいのは分かるんですけど、僕が肝心なのは理恵さんがどう思ってくれるか」と泣きのひと言まで入ってしまった。

　それでも結局、報道陣の「ひとはし、お願いします」の声に押し切られたのか、カメラマンの要求にもキチッと応じ、無数のフラッシュを浴びた本田医師。あれだけ嫌がっておきながら、その表情は、心なしか満足そうだった。結婚問題についての質問が飛ぶと、理恵さんへの不変の愛を強調。「思う気持ちは変わっていない」と熱く語った。

　出版元の関係者は、本田医師がそばを食べなかったことに無念そうな表情。「２、３日前からの過熱報道で、本人が意識してしまったようだ」とコメントした。当の本田医師は会見後に「これじゃあ、そばのＰＲ大使だね」と苦笑いを浮かべていたという。

　◆本田医師と王理恵さんの結婚延期騒動　交際中の理恵さんと１２月１０日から米ハワイへ婚前旅行に出発したが、帰国後、状況が一変。元日の婚姻届の提出は急きょ、延期に。理恵さんは「決定的な何かではなく、小さなことの積み重ね。前向きな延期です」と破局は否定するも、結婚の延期を明言。その理由の一つが、本田医師の「そばの食べ方」だったと言われている。

参照元：スポーツ報知