林家いっ平シンガポールで「三平襲名披露公演」開催へ

２１日に２代・林家三平を襲名する落語家・林家いっ平（３８）の襲名披露公演をシンガポールで行う計画が１日、分かった。

　いっ平は１９９９年にシンガポールで東京の落語家としては初の英語落語を成功させた。その縁で今回の企画が持ち上がった。歌舞伎では０４年にパリで市川海老蔵襲名披露が行われたが、落語では極めて異例。「日本文化を大切にしたい」といういっ平にとって襲名という独特の文化を海外の人に知ってもらう良い機会になる。

　いっ平はこの日、東京・浜町の明治座で初日を迎えた「三平物語」を訪れ、初代・三平を演じる風間杜夫（５９）を表敬訪問。「おやじの晩年に本当に似ている。（本名の）“泰助”と呼んで下さい」と大喜び。第２幕の林家一門が出演する「ゲストコーナー」にサプライズで登場し、「三平とかけて、酔っぱらいのお酌、と解く、その心は“ついでいいの”」とやって爆笑させていた。

参照元：スポーツ報知