水谷豊「『大ヒット公開中』は本当」

俳優・水谷豊（５５）と寺脇康文（４６）が出演するテレ朝の人気ドラマシリーズを映画化した「相棒　劇場版」（和泉聖治監督）の初日舞台あいさつが１日、東京・銀座の丸の内ＴＯＥＩ１で行われた。

　熱気さめやらぬ上映後。水谷と寺脇が客席後方から登場し、観客とハイタッチしながら壇上へ。劇中の杉下右京役になりきっていた水谷は「みなさんと相棒ワールドを共有できて、こんなに幸せなことはない」と感謝。寺脇は「テレビだと皆さんの顔が見えませんが、本当に（ドラマを）やってたんだなと思います」と人気ぶりを実感した。

　２０００年に２時間ドラマとしてスタートし、０２年に連ドラ化。９年目での待望の映画化に、全国３０１スクリーンで公開された初日は各所で満員御礼。製作・配給する東映の作品として本当に久しぶりの大ヒットになる見込み。同社の過去最高だった０５年１２月公開の「男たちの大和　ＹＡＭＡＴＯ」（監督・佐藤純彌）の興行収入５１億１０００万円を上回る勢いだ。

　４月２７日現在での公開劇場窓口での前売り券の売り上げは「―大和」との対比で１１５・１％を記録している。水谷も「新聞に『大ヒット公開中』と出ているのは、たまにウソがありますが、相棒は本当。大ホームランですよ」と自信を見せていた。

参照元：スポーツ報知