若尾文子「喜んでくれると思います」夫・紀章さん死後初舞台

女優の若尾文子（７４）が主演する舞台「華々しき一族」（演出・石井ふく子、１１月６～１６日、東京・ル　テアトル銀座）の製作発表が２４日、東京・清澄庭園内の大正記念館で行われた。

　昨年１０月に建築家で夫の黒川紀章さん（享年７３歳）が亡くなってから初めての出演で「いつも私が仕事をしている方がいいと言ってくれていた人。喜んでくれると思います」と臨む舞台。作品は劇団文学座の看板演目で、若尾は故・杉村春子さんが当たり役として演じた諏訪を務める。「大先輩の代表作なので逃げ出しかけたけど、俳優の努力で面白いものにしていかなきゃ」と新たな決意を語っていた。

　共演は西郷輝彦（６１）、藤谷美紀（３５）、松村雄基（４４）、吉野紗香（２６）、舞台初出演の徳重聡（３０）。

参照元：スポーツ報知