関ジャニ∞東京ドームサミット！各国首脳に負けじ２９曲

　人気７人組グループ・関ジャニ∞（エイト）が７日、東京ドームで夏の全国ツアー東京公演（１０都市３０公演）を行った。洞爺湖サミット開幕日に、世界のＧ８ならぬ、関西が誇るエイトメンバーが１年ぶりにドームに集結。定番だった「∞レンジャー」のコントを封印、「和」をテーマにしたステージで、満員のファン５万５０００人に愛を届けた。

　北海道・洞爺湖から約７６０キロ南の東京ドームで、もうひとつのビッグサミットが“開宴”した。

　６日に同所で初日を迎えた関ジャニ∞の全国ツアー「∞だよ！全員集合」の２日目。昨年８月５日以来、約１年ぶりのドーム公演で世界に届けとばかり、エイトの７人が新たな姿を発信した。

　メンバー全員が色とりどりの戦士にふんするおなじみの「∞レンジャー」のコントを、今回は封印。２００５年から始め、グループのお笑い要素の象徴でもあったが、「（昨年の）４７都道府県ツアーでも見てもらったので、１度崩して、ステップアップするために新しい挑戦をしていく」と村上信五（２６）をはじめ、全員が前を向いた。

　取り組んだテーマは「和」。大倉忠義（２３）が汗びっしょりになって和太鼓を叩くと、メンバーで華麗な殺陣も披露。７人そろって青森の伝統的夏祭り「ねぶた」をイメージした山車に乗ってグラウンドを１周し、熱い風を吹かせた。

　七夕の夜に「彼女がほしい」（大倉）と“リアル”な願いもありつつ、安田章大（２３）は「（世界各地に）絵本を支給したい」。「和」からグローバルな「輪」、楽曲「ワッハッハー」と「わ」の広がりは∞（無限）。自身のツアーの盛況に加え、村上は「サミットの成功を祈りたい」と語った。

　環境問題など「少しでも感じてほしい」（横山裕＝２７）と思いを体現するため、６月に出演した日テレ系エコ特番のテーマソング「Ｆｕｋａ―Ｆｕｋａ　Ｌｏｖｅ　Ｔｈｅ　Ｅａｒｔｈ」をライブで初披露。各国首脳に負けない気合のこもった全２９曲で、夏のドームサミットを盛り上げた。

参照元：スポーツ報知