青山テルマ＆清水くるみ 同じコンビで人気ＣＭ“続編”

昨年の「アミューズ３０周年オーディション」で６万５３６８人の中からグランプリに選ばれた新人女優・清水くるみ（１３）が、ブレーク中の歌手・青山テルマ（２０）の初アルバム「ＤＩＡＲＹ」（２６日発売）の新ＣＭに起用された。ＮＴＴドコモのＣＭ「高校生のはじまり編」に続くテルマとのコラボで、人気ＣＭの続編的な展開になっている。１９日から全国オンエア。

　１３歳のシンデレラガールと、ブレーク中の現役女子大生シンガーがコラボレーションする。清水は、昨年の「アミューズ３０周年全国オーディション」で６万５３６８人の中からグランプリに輝いた大型新人。最終審査で、特技のＨＩＰ―ＨＯＰ系のダンスを披露。ステージ上での存在感、素朴さが目に留まり、審査員の満場一致で選出された。現在は地元・愛知県内の中学校に通いながら、仕事の時は上京している。

　２人を結びつけたのは、ＮＴＴドコモの春のキャンペーンＣＭ。清水の芸能界初仕事となったＣＭ曲に流れていたのが、大ヒット中のテルマの「そばにいるね」。ＣＭでは、高校入学直前の気持ちを表現。高校の真新しい制服がつるされた部屋の壁にもたれながら、新しく買った携帯を手にする初々しい清水の姿が印象的で「あの子は誰？」と問い合わせが相次いだ。演技初挑戦だったが「ドキドキ感が出るような雰囲気を心がけた」という。

　今回、完成した新ＣＭは、この続編的なストーリー。高校生になった清水が、あの“部屋に掛けられていた制服”を着て登場。放課後、誰もいない教室や屋上でヘッドホンから流れる初アルバムの楽曲に、目を閉じて聴き入り、笑みを浮かべる。振り返ると、そこでテルマがほほえんでいるというユニークな展開だ。

　共通の世界観を表そうと、清水がＣＭ内で使ったヘッドホンとテルマがアルバムのジャケット写真で装着したヘッドホンは同じタイプのものを使用するなどのこだわりも。

　撮影で２人は、初対面ながら意気投合。テルマが「くるみちゃんは１３歳なのにすごくしっかりしている。思ったより身長が高くて、顔が小さくて、ハグしたい」と話せば、清水も「家でもテルマさんの曲を聴いたり、口ずさんだり。曲と一緒でテルマさんもステキで感動です」。今年大きく花咲きそうな２人への注目度は増すばかりだ。

　◆１９日深夜ラジオ登場　○…青山は１９日深夜１時から「青山テルマのオールナイトニッポン」でパーソナリティーを務める。テーマは「～１億３０００万人のアナタ、青山テルマはそばにいますか？～」。リスナーとの距離をより近づけるため、自身について赤裸々に語る予定だとか。ＣＭで共演した清水も、番組にコメントを寄せる。

　◆清水　くるみ（しみず・くるみ）１９９４年７月１６日、愛知県出身。１３歳。０７年「アミューズ３０周年全国オーディション」でグランプリ獲得。同社所属の神木隆之介（１４）の大ファンで「神木君に会えるなら、受けてみようと思って」と応募。特技は３歳から始めたダンス。チャームポイントは手の指。身長１６２センチ、血液型Ａ。

参照元：スポーツ報知