ロッテＶＳ近鉄が甦る…８８年１０・１９伝説のＷヘッダー

今年開局５０周年を迎えるテレビ朝日が、同局の過去のスポーツ中継から、記録と記憶に深く刻まれた出来事を改めて検証する「テレビ朝日が伝えた伝説のスポーツ名勝負～いま明かされる舞台裏の真実～」（２月７日・後７時）で、プロ野球史上に残る名勝負、１９８８年１０月１９日、川崎球場でのロッテ・近鉄ダブルヘッダーを取り上げる。

　近鉄はシーズン最終戦で、優勝するためには連勝しかなく、１つでも引き分ければ西武がＶという大一番。第１試合は９回、梨田（現日本ハム監督）の決勝適時打で勝利。午後６時４４分開始の第２試合も白熱した展開となった。

　関西地区では系列のＡＢＣが第１試合から完全中継していたが、関東地区は当初、中継予定なし。テレ朝は午後６時からの生バラエティーに随時、生中継を挟む対応を取ったが、視聴者から完全中継を求める声が電話で殺到。編成部は午後９時から人気刑事ドラマを差し替え、民放では考えられないＣＭなしでの中継に踏み切った。

　当日は闘病中の昭和天皇の容体悪化や、リクルート強制捜査など大ニュースばかりだったが、「ニュースステーション」でも野球中継に差し替え、４対４引き分けと勝負が決まるまで完全中継した。番組では緊急中継した背景、関東地区で３０．９％、関西地区で４６．７％の瞬間視聴率をマークした名勝負の裏側を探る。

参照元：スポーツ報知

ジュリー涙「平尾さん励みに頑張った」

昨年１１月１０日に食道がんのため亡くなった「ザ・ゴールデンカップス」のリーダーでボーカルのデイヴ平尾（本名・平尾時宗）さん（享年６３歳）を追悼するトリビュートパーティーが２５日、神奈川・新山下の「タイクーン」で行われ、約６５０人が出席した。

　冒頭には歌手の沢田研二（６０）、岸部一徳（６２）が駆けつけ、沢田は「平尾さんはいつも格好いいなと思って、励みに頑張った」とあいさつ。「グループサウンズの仲間としてよく遊んでもらった。いつもみんなのまとめ役だった。悲しいです」と涙ぐんだ。

　パーティーは約６時間にわたり、エディ藩（６１）、ミッキー吉野（５７）らゴールデンカップスのメンバーが往年の名曲を披露したほか、ギタリストのＣｈａｒ（５３）ら平尾さんを慕った後輩もゲストでライブに参加。最後は全員でヒット曲「長い髪の少女」を披露し、天国の平尾さんを悼んだ。

参照元：スポーツ報知

ＥＸＩＬＥが初舞台、岸谷＆寺脇が「地球ゴージャス」主題歌

人気グループ「ＥＸＩＬＥ」が、岸谷五朗（４４）、寺脇康文（４６）による演劇ユニット「地球ゴージャス」のプロデュース公演ｖｏｌ．１０「星の大地に降る涙」の主題歌を務めることが２５日、分かった。同舞台の主題歌を手がけるのは、サザンオールスターズがｖｏｌ．７「クラウディア」（０４年）で「ＦＲＩＥＮＤＳ」を書き下ろして以来２組目。強力タッグ結成で公演の注目度もグッと増しそうだ。

　昨年レコード大賞を受賞し“パーフェクト・イヤー”を華麗に締めくくった人気絶頂の７人が、人気舞台に初参加する。交友関係のある岸谷の依頼を快諾。劇中の世界観をもとにした、新たな楽曲の制作に取りかかっている。

　きっかけは、リーダーのＨＩＲＯ（３９）が「―ゴージャス」のｖｏｌ．８「ＨＵＭＡＮＩＴＹ」（０６年）を観劇、岸谷と意気投合したことから。その後も、岸谷がアニメ「エグザムライ」のＨＩＲＯ役の声を担当したり、ＥＸＩＬＥが岸谷の呼びかけに賛同し「Ａｃｔ　Ａｇａｉｎｓｔ　ＡＩＤＳ」（０７年）にゲスト出演するなど、互いに親交を深めてきた。

　ＨＩＲＯは「音楽を通じてエンターテインメントあふれる『地球ゴージャス』の舞台に参加できることを光栄に思う。ステキな舞台と一緒に、この曲が皆さんに届く日を楽しみにしています」。

　一方、岸谷は「私が感じる魅力は心がキラキラと清らかなこと。彼らとコラボする演劇は必ず新たな力を生み、お客様に満足していただける作品になると信じています」と楽曲の完成を心待ちにしている様子。「どんなに大きなことをやり遂げても、現状では納得しない、向上心を常に持った集団。それがエンターテイナー、ＥＸＩＬＥ」と絶大な信頼を寄せている。

　◆三浦春馬初舞台　○…「星の大地―」は岸谷が作・演出を担当。若手イケメン俳優の三浦春馬（１８）が舞台に初挑戦。国を揺るがす戦いが続く時代を舞台に、戦いに敗れ記憶をなくした青年（三浦）が、流れ着いた島で名もなき民や神の子を宿した女性（木村佳乃）と出会い、彼の記憶が戻るとき、悲劇が待ち受けていた…という歴史ファンタジー。

　同公演は６月２０日～７月２６日まで赤坂ＡＣＴシアターで。ほかに札幌・道新ホール、大阪・梅田芸術劇場で。

　◆３月お披露目　○…ＥＸＩＬＥが「星の大地―」のために制作する主題歌（タイトル未定、発売日未定）は、公演を告知する３月末の新ＣＭで初披露される予定だ。舞台上では岸谷、寺脇ら出演者たちが歌い上げる“地球ゴージャスバージョン”へと変身を遂げるという。

参照元：スポーツ報知

アッコもエール…安田美沙子が番組で交際報告

俳優の城田優（２３）と交際していることをブログで宣言したタレントの安田美沙子（２６）が２５日、ＴＢＳ系「アッコにおまかせ！」（日曜・前１１時４５分）に生出演。交際を改めて認め「３０歳までには結婚したい。２０代で子どもが欲しい」と夢を語った。

　先日出席したイベントの発言で「（交際を）全然していない」と一斉に報じられた件については「車が汚いって言ったんです」と誤解を強調し「お互い話し合って『公表しようか』ってなりました」。

　番組中は終始満面の笑みを浮かべ「優くん」「みちゃ」と呼び合っていることも照れながら報告。「２人でサファリパークに行ってみたい」とのろけた。

　安田から既に交際を報告されていた和田アキ子は「できちゃった婚はだめよ」とクギをさしつつ「さわやかでいいじゃん」とエールを送った。

参照元：スポーツ報知

成宮寛貴、風俗スカウトマンで“薄っぺら熱演”…映画「ララピポ」」

２月７日からスガイシネプレックス札幌劇場で公開される映画「ララピポ」のキャンペーンで、主演の成宮寛貴（２６）が２５日に来札し、記者会見を行った。

　「ララピポ」とはカタカナ読みした「ａ　ｌｏｔ　ｏｆ　ｐｅｏｐｌｅ」のこと。壮絶な格差社会の中、その底辺でうごめく６人の人間模様をオムニバス形式で描いており、成宮はその物語の中心となる風俗専門のスカウトマンを演じている。

　「軽薄で嘘つきで野心家という役柄。最初は自分とはまったく違うはず、と思っていたのに、演じているうちにいろいろな共通点が見つかってくる。自分の嫌な部分と向き合わなければならなかったのは辛かったが、誰にでもそういう一面があるというのがこの映画のテーマです」。渋谷・センター街や新宿・歌舞伎町でスカウトマンたちを観察し、ヘアスタイルなど自分から提案もして、薄っぺらな役柄を作り上げた。

　「いまの不景気な情勢にはピッタリな映画。深刻なことも、時には笑い飛ばしてしまうこと必要で、苦しんでいる人たちにも何かを与えることができる映画だと思う」。デブ専ＡＶ女優役の森三中・村上知子の濃厚なベッドシーンも見どころだ。

参照元：スポーツ報知

素顔の森光子を披露…８８歳初の著書出した

女優の森光子（８８）が２５日、初の著書「女優　森光子　大正・昭和・平成―八十八年　激動の軌跡―」（集英社刊、３１５０円、２６日発売）の出版を記念し都内で会見した。５月９日の誕生日に舞台「放浪記」が上演２０００回を迎えるに当たり「引き際をどうするか考えていないこともない」と引退も示唆したが、「まだ見てらっしゃらない方にも見ていただきたい」と現役続行に意欲を見せた。

　人生初の著書を手に、大ベテランが新人女優のように初々しくはにかんだ。写真家・篠山紀信さん（６８）が「放浪記」の舞台裏に密着した写真集パートでは、女優生活で初めて楽屋で化粧する姿を披露。すっぴんもさらしている。「写真集というと宮沢りえちゃんくらいしか思いつかなかったので、何で私が… という気分でした」。表紙の笑顔が一番のお気に入りショット。「修正してない？　ちょっとそれが自慢です」つやつやの肌を輝かせてほほえんだ。

　当初は写真集の企画だったが、秘蔵写真や半生を振り返る評伝を盛り込んだ著書に発展。親交の深い著名人３１人からのメッセージも収録されている。巨人の長嶋茂雄終身名誉監督（７２）や、王貞治さん（６８）、野茂英雄さん（４０）ら第一線を退く知人も多い中、ライフワークの「放浪記」は前人未到の２０００回を迎える。「『放浪記』がなかったら、ここまでやってこれたか分かりません。役者って脚本にほれますから何度も読み返しては、何でこんな脚本が書けるのかしらって。今度は５月ですから、１か月前からまたセリフを覚えようかと思ってます」

　７０歳のころから始めた朝夕７５回ずつのスクワット、朝に生絞りジュースを飲むのを日課にして体調を維持。特に半月板の強さは医師も太鼓判を押しているそうだが、引退の時期も頭にちらついている。「人間は老いますし、年を取りますから、自分でもどういうふうに引き際をすればいいのか考えてないこともないですけど、いつも満員のお客さんが見てくださるのは不思議でしようがない。まだ見てらっしゃらない方もいるので、見ていただきたいですけど、どうでしょうか。今、一生懸命考えてます」。満員の客席が待っている限り、大正、昭和、平成を生き抜いた大女優は舞台に立ち続ける。

　◆復活朝青に興味　○…会見後はちょうど大相撲の優勝決定戦があったため、慌ててテレビの前に陣取って観戦。応援していた白鵬は惜しくも敗れ、残念そうだった。観戦後はすぐ今井翼のライブ会場へ向かったが、「（インタビューでは聞けない）朝青龍の本音を聞いてみたいわね」と完全復活した横綱に興味津々だった。

参照元：スポーツ報知

小林麻耶アナ退社後は報道キャスター専念

３月末でＴＢＳを退社しフリーに転身することが明らかになった小林麻耶アナウンサー（２９）が２４日、レギュラーの生番組「王様のブランチ」（土曜午前９時３０分）で、自ら退社を発表した。バラエティー番組などで「ＴＢＳの顔」として活躍していたが、３月３０日スタートの２時間枠の報道番組（月～金、午後５時５０分）を担当することがすでに決定。フリー転身後は夢だった報道キャスターに専念するとみられる。

　小林アナは「王様のブランチ」の番組冒頭で、退社を報告した。司会者の谷原章介（３６）から「まやりん、見たよ、新聞。ＴＢＳ辞めちゃうって本当？」と問われると「はい、本当なんです」と笑顔で答えた。続けて「３月いっぱいでＴＢＳを退社することになりました。でも、３月３０日からスタートする報道番組を、フリーという立場でやらせていただけることになったので、そちらの方をしっかりと頑張らせていただきたい。今後もＴＢＳと小林麻耶をどうぞよろしくお願いします」と頭を下げた。

　共演者は「まやりん、頑張れ！」と拍手。小林アナは番組終了後も、共演者やスタッフに、退社が決まったことを報告し「今後もよろしくお願いします」とあいさつ。小林アナは、ゴールデンタイムに放送される２時間枠の報道番組で夢だったキャスターを務めることが決まっている。番組関係者らは「素晴らしいタイミングでの転身」「仕事に対する意欲がすごい」などとエールを送ったという。

　また、この日の「チャンネル☆ロック！スペシャル」（土曜午後５時）でも退社を報告し「今後も、ＴＢＳにチャンネルロックしてください」とアピールした。小林アナのブログ「まや日記」にはアクセスが集中し、つながらない状態が続き、反響の大きさを物語っていた。

　退社後の所属事務所などは未定。小林アナはしばらくは報道キャスターに専念する意向を持っており、現在６本持つレギュラー番組は、後輩アナらにバトンタッチされる見込みだ。

参照元：nikkansports.com

よしもと芸人ネタバトル「Ｒｕｓｈ―１グランプリ」ファイナル開幕！

よしもと所属のお笑い芸人によるネタバトル「Ｒｕｓｈ―１グランプリ」が２３日、最終選考を迎えた。昨年のＭ―１グランプリ覇者のＮＯＮ　ＳＴＹＬＥをはじめ、人気芸人９組が「ちっちゃイイ話」をテーマにバトルを繰り広げる。

　特設サイト（http://rush-1.jp）では各組のネタが閲覧できるほか、２月５日まで投票を受け付けており、グランプリに選ばれた芸人にはトヨタ自動車「ラッシュ」のＣＭ出演権が与えられる。

参照元：スポーツ報知

河村隆一、ＳＯＰＨＩＡ・松岡に感激

　ＳＯＰＨＩＡの松岡充（３７）が主演するミュージカル「タイタニック」（演出＝グレン・ウォルフォード、２４日～２月８日）の公開けいこが２３日、東京・丸の内の東京国際フォーラムホールＣで行われた。

　沈没した豪華客船に乗り込んだ人々を描く群像劇で、ブロードウェー版はトニー賞５部門を受賞。日本では０７年以来２年ぶりの再演となる。

　この日は松岡と親しい西城秀樹（５３）と河村隆一（３８）も駆けつけ、けいこを見守った。西城は「（レオナルド・ディカプリオ主演の）映画とは違う面白さがある。考えさせられますね」。河村は「充くんの歌を聴いて、ロックの時とは発声も違う。ワクワクしました」と感激していた。

　共演は岡田浩暉（４３）、Ｋｉｍｅｒｕ、入絵加奈子（３９）、華城季帆（２７）、大澄賢也（４３）、宝田明（７４）ら。

参照元：スポーツ報知

川村カオリ「ここまで来れて良かった」がんに打ち勝つ！…誕生日ライブ

昨年１０月にがん再発を公表した歌手の川村カオリが３８歳の誕生日となる２３日、都内で１１年ぶりの誕生日ライブを行った。

　昼夜２回公演で、約１万通の応募の中から選ばれた５００人のファンや父親、長女が駆けつけた。３月１８日発売のニューシングル「バタフライ」や代表曲「ＺＯＯ」など６曲を熱唱したが、「もう死ぬかもと思ったところから、ここまで来れて良かった」と号泣した。

　乳がんがリンパ節、骨、肺に転移しており、現在は週１回の通院で抗がん剤治療を受けている。「精神力とか環境で病に打ち勝てると思う。完治することで同じ病気の人に希望を与えられれば」と力強く話した。

参照元：スポーツ報知

渡哲也、声優は余裕もゲームは苦手

俳優・渡哲也（６７）、藤原竜也（２６）が声優を務めたプレイステーション用ゲームソフト「龍が如く３」の発表会見が２３日、都内で行われた。

　同ソフトはシリーズ４作目で、３作目の出演となる渡の新たなキャラクターは、物語のカギを握る“謎の男”。渡は「声優は慣れないが、セリフに気持ちを込めるのは映画やテレビドラマと同じ」と余裕の表情だったが、「難しいゲームはできません」と苦笑。

　藤原はゲームの声優は初めてで「家族にこのシリーズのファンがいて喜んでくれた」と話した。

参照元：スポーツ報知

「渡り廊下走り隊」握手会行脚！５日で２万回…「ＡＫＢ４８」新ユニット

アイドルグループ「ＡＫＢ４８」から生まれた４人組ユニット「渡り廊下走り隊」が２８日のＣＤデビューから５日間連続で握手会行脚することを２３日、発表した。

　約２０年前に「おニャン子クラブ」から派生した工藤静香（３８）らのユニット「うしろ髪ひかれ隊」の“妹分”として結成。平嶋夏海（１６）、多田愛佳（１４）、渡辺麻友（１４）、仲川遥香（１６）の４人で平均年齢１５歳。「うしろ髪―」と同じく作詞家の秋元康氏が命名、プロデュースを手がけ、２８日にマキシシングル「初恋ダッシュ／青い未来」でＣＤデビューする。

　デビューを機に、東名阪５か所で２８日から５日間、大規模握手会を行うことが決定。計５０００人を動員予定で、４人×５０００人＝２万回の握手が交わされる予定だ。

　ユニット名に平嶋は「ラブリーな名前を自分たちで考えていたら１８０度違って…昭和臭くて衝撃的でした」。先輩「うしろ髪―」の楽曲を仲川は「歌い方がいまどきじゃない」と言いたい放題だが「先輩と同じで、私たちも曲の中にユニット名の『渡り廊下』が入ってるんです」とデビューに大喜び。ＡＫＢ４８の活動も並行して行うが「４人の方が目立つかな。紅白？　両方で出たい。欲張りなんです」と声をそろえ先輩超えを誓った。

参照元：スポーツ報知

よゐこ濱口は２度死ぬ？！…無人島０円生活

　お笑いコンビ「よゐこ」が２３日、都内でテレビ朝日開局５０周年記念・５０時間テレビ「よゐこの無人島０円生活」（後６時３０分）の記者会見を行った。

　島には昨年の大みそかから滞在し、元旦にアントニオ猪木（６５）ら著名人と同局“５０歳”パーティーも開催。通例通り壮絶な内容に濱口優（３６）は「マジで２度死ぬと思いました。ベッドって柔らかいの知ってます？」と文明に感謝。放送は同局“誕生日”の２月１日で、ゴールデンの記念枠。大抜てきを経て、次回は「島で徹子の部屋をやりたい」。有野晋哉（３６）も「部屋はなくて野ざらしですけど」と笑わせていた。

参照元：スポーツ報知

佳乃、バレンタインチョコ１人にあげる…２・１４「兄帰る」放送記念２・３トークショー

女優の木村佳乃（３２）がＷＯＷＯＷドラマ「兄帰る」（２月１４日放送、後８時）に主演する。放送日が“バレンタインデー”という縁で、２月３日に東京・恵比寿ガーデンプレイスでのトークショーでは、木村特製チョコが１人にプレゼントされることが決まった。

　実物は直径５０センチのハート形。食品衛生上の都合、手作りとはいかないが、その分、愛情たっぷりの直筆のメッセージ付きカードが添えられる予定。もちろん本人から手渡しされる。

　同作は映画「失楽園」「阿修羅のごとく」の脚本家・筒井ともみ氏と、ドラマ「夢千代日記」、映画「長崎ぶらぶら節」の深町幸男監督（７８）がタッグを組んだヒューマンドラマ。３年前に突然失そうした功一（高橋和也）が交通事故に遭い、物言わぬ姿で帰ってきた。「３年間、彼はどこで何をしていたのか」残された婚約者の真樹子（木村）は複雑な思いを抱きながらも、愛する人の足跡をたどり始める―。

　木村は「功一の足跡をたどる中で、真樹子は初めて自分や周りの人と向き合っていく。深町監督の美しく優しい映像の中、彼女が成長し、再生していく姿を見てほしい」。円熟味を増す演技にますます磨きがかかる。詳細は、http://www.wowow.co.jp/dramaw/　まで。

参照元：スポーツ報知

遠藤実さん国民栄誉賞授与式

「北国の春」「高校三年生」などのヒット曲で知られる作曲家の故遠藤実さんに対する国民栄誉賞授与式が２３日、首相官邸で行われた。

　麻生太郎首相は「情感に満ちあふれた名曲を数多く世に送り出した。わが国歌謡界の発展に著しく貢献し、国民に夢と希望、潤いを与えた」と功績をたたえ、遠藤さんの長女由美子さんに表彰状と盾、記念品の腕時計を贈呈した。

　由美子さんはお返しに遠藤さんの自伝やＣＤを首相に贈り、終了後、記者団に「今日は四十九日。本人も喜んでいると思う」と語った。「弟子代表」として同席した俳優の杉良太郎は「先生がお元気なときにいただけたら、どれほどうれしかったかと思う」と述べた。遠藤さんは１６人目の受賞者で、作曲家としては４人目。

参照元：スポーツ報知

上野樹里、ハワイで絵画…ＤＶＤなど発売

女優の上野樹里（２２）が２３日、東京・タワーレコード渋谷店でフォトブック「ＪＵＲＩ―ａｏ　ａｋｕａ―」、ＤＶＤ「上野樹里　ａｏ　ａｋｕａ」の発売イベントを行った。

　共にセルフプロデュースという意欲作。写真集は米ハワイ・マウイ島で撮影。ＤＶＤでは、自宅映像の公開やファンの自宅への突撃訪問の様子などが収録されている。

　現地で５時間かけて描き上げた絵をバックに、トークショーを行った上野。「最近も（睡眠）２時間ぐらいですけど、作ることは楽しいんでつい時間を忘れてしまう」と充実した毎日を送っている様子。

　「（ファンの）皆さんと共有できるし、自分の思い出にもなるので、また何か企画していきたい」と新たな作品作りに意欲をみせた。

参照元：スポーツ報知

本木オスカー候補に感激！授賞式スピーチは「Ｙｅｓ Ｗｅ Ｃａｎ」

映画「おくりびと」（英語題・Ｄｅｐａｒｔｕｒｅｓ）の主演俳優・本木雅弘（４３）と滝田洋二郎監督（５３）が第８１回米アカデミー賞外国語映画賞ノミネートから一夜明けた２３日、東京・築地の松竹で喜びの会見を行った。本木にとって米アカデミー賞は１９９２年に中継番組の紹介役として参加し、妻で女優・内田也哉子（３２）と初仕事した思い出の地という。２月２２日（日本時間２３日）にロサンゼルスで行われる授賞式は夫婦参加となりそうだ。また、米など世界２９か国での公開が決まった。

　「平静を保てません。人知の及ばざる力を感じます」。本木はオスカー候補の重みに表情を引き締めたが、自然と笑みもこぼれてくる。

　９２年、ＮＨＫ衛星番組の紹介役でアカデミー賞授賞式を取材し、レッドカーペットを初体験。本木は「当時１６歳だった奥さんに通訳をお願いして、一緒に初めて仕事した。それを懐かしめたら」と語り、９５年に結婚した内田と“夫婦レッドカーペット”を希望した。

　０４年「たそがれ清兵衛」以来５年ぶりの外国語映画賞ノミネート。義父の内田裕也（６９）は本木にファクスで「アカデミー賞を祈ってた。それが通じた」と祝福。義母の樹木希林（６６）について本木は「（自分は）後悔ばかりしている人。家ではグチを言ってる私に『そろそろ素直に喜んだら？』と言ってくれた。希林さんはしみじみ喜んでくれていると思う」と語った。

　滝田監督は８６年公開の裕也主演作「コミック雑誌なんかいらない！」でカンヌ国際映画祭に参加。本木は「滝田監督が裕也さんをカンヌに運んでくれ、今度は私をアカデミーへ連れて行ってくれた」と感謝。「これ以上望んでいないので、授賞式は観客として見たい。スピーチも考えてません。第一声？　イエス、ウィー・キャン」とジョーク。滝田監督は「まだ実感がなくて。夢のまた夢のアカデミー、奇妙な感じ」と話した。

　世界２９か国で公開が決まり、米は５月に封切り予定。上映館数は未定だが、今回のノミネート、そして受賞となれば増加は確実だ。本木の名前も米に知れ渡り、ハリウッドから出演オファーが届く可能性は十分だ。

　渡辺謙（４９）も０４年の助演男優賞ノミネートを機に本格進出したが、本木は「そういう期待はありませんが、流れの中で（考えたい）」と米デビューに意欲を見せた。

　◆外国語映画賞　当初は「名誉賞」や「特別賞」と称されていたが、１９５６年から現行のノミネート方式に。５２年「羅生門」（黒澤明監督）、５５年「地獄門」（衣笠貞之助監督）、５６年「宮本武蔵」（稲垣浩監督）が名誉賞。「おくりびと」が受賞すれば現行方式では初めて。

　◆外国語映画賞決定までの流れ　日本映画製作者連盟が前年１０月～翌年９月までの初公開作のうち、アカデミー出品申請のあった作品から１本を選考（今年、日本では２９作が申請）。出品できるのは各国１作品で例年６０作以上が集まる。「映画芸術科学アカデミー」の約６万５０００人の会員のうち３００人がノミネート候補９作品に絞る。続いて会員３０人がノミネート５作品を決定。外国語映画賞は会員の投票によって決まるが、投票者は全５作品を見ていることが条件で、投票者数は年ごとに違う。

参照元：スポーツ報知