「ミヤネ屋」宮根誠司アナ、鳥人間に

日テレ系「情報ライブ　ミヤネ屋」の宮根誠司キャスター（４５）が２６、２７日に滋賀・琵琶湖で行われる読売テレビ開局５０年企画「第３２回鳥人間コンテスト選手権大会」（日テレ系９月１５日・後７時放送）の滑空機部門に参戦することが１３日、分かった。このほど堺市内でフライト練習を行った「チームミヤネ屋」の宮根パイロットは「徳山（昌守）さん超えを果たしたい」と宣言。昨年大会の同部門でタレント史上最長距離を叩き出したプロボクシング世界チャンプの記録をターゲットに定めた。

　両翼２０メートルの機体に乗り込み、フライト練習を繰り返す。「鳥になったような気分になります。浮いた時は何とも言えない爽快（そうかい）感。自分の体重が全部なくなっていく感じですね」と、日焼けした宮根パイロットは手応えを口にした。

　目標は昨年大会の滑空機部門でＷＢＣ世界スーパーフライ級王者の元プロボクサー・徳山昌守さん（３３）が記録した２５０・９０メートル。「打倒！世界チャンプ」がチームミヤネ屋の合言葉だ。

　出場は、大会チーフプロデューサーと、所属事務所から「ダブルトップダウンで下りてきた」とちゃかすが、やるからには真剣。朝に屈伸５０回、「―ミヤネ屋」楽屋でも腕立て伏せ４０回を１か月続け、体力増強。現在、７３～７４キロの体重を２６日の本番までに７０キロに絞るつもり。少しでも軽い方が有利なだけに「なかなかやせないので絶食を始めようかな。番組がおろそかになる可能性はありますが、これにかけなきゃダメです」と本気度をのぞかせた。

　「普通に飛んだら優勝圏内と言われて、大変なプレッシャーなんです」期待を一身に背負って挑戦するチームミヤネ屋の機体は、同局美術スタッフが約３か月をかけて製作。「鳥人間」で活躍してきた自動車メーカーの開発者でもある福森啓太さん（４９）にアドバイスをもらい、バルサ材などで重量３０キロに満たないボディーに仕上げた。

　同大会にはこれまで、徳山さんをはじめ森脇健児（４１）ら主にスポーツ自慢のタレントが出場してきたが、現役キャスターの挑戦は前例がない。「スタッフは完ぺき。あとはパイロット。一発勝負なので、４５歳の体にムチ打って、がんばろうと思う」と力こぶを作ってみせた。大会には秋野暢子（５１）、飯星景子（４５）らも応援に駆けつける。

参照元：スポーツ報知