アグネス・チャン、乳がんから復帰「胸は小さくなったけどハートは大きく」

１日に乳がん切除（乳房温存）の手術を受けた歌手のアグネス・チャン（５２）が９日、東京・明石町の聖路加国際病院で復帰会見した。

　５日に退院し、この日の会見前に再検査したアグネスは「右胸に腫れがあり、痛みは１か月消えないと言われたけど、元気です」と笑顔。同席した医師によると、しこりは１～２センチ大で、がんは初期の段階。同医師は「リンパへの転移もなく、がんを取り切れた」とお墨付き。

　アグネスは先月２９日に右胸のしこりを自分で発見。同１５日にがん患者によるイベントに参加しており「がんへの意識が高まって発見につながったのかな。会場にいた人の魂があなたに知らせたとメールをもらい、泣きました」と目を潤ませた。

　この日午後から東京ミッドタウンで行われるエコロジーイベントで仕事復帰。１０日は兵庫県立芸術文化センター（神戸市）でコンサートを行う。「歌える幸せを痛感しています。体はダメージを受けたけど、スピリットはストロング。胸は小さくなったけど、ハートは大きく持ちたい」と力強く語った。

参照元：スポーツ報知