テレ東開局４４年で初の昼ドラ

１０月スタートさわやか現代劇　テレビ東京の島田昌幸社長（６３）が２４日、東京・虎ノ門の同局で定例会見を行い、開局４４年で初めて昼ドラマを１０月から放送すると発表した。

　島田社長は「秋から昼の連続ドラマを現代劇でやります。全日の視聴率アップを狙います」とし、昼ドラ参入による視聴率底上げに期待を寄せた。

　昼間の時間帯で月～金曜の帯番組という他局のスタイルを踏襲することになる。昼ドラと言えば主婦層の視聴者をターゲットとしたドロドロの愛憎劇が近年目立つが、同社長は「さわやかなものにも期待します」と独自路線を開拓する方針も明かした。

　１０月改編からスタートする注目の第１弾は作品、キャストともに、まだ検討段階。今後、企画を絞り込んでいく。これまで時代劇の再放送や、クラシック洋画のイメージが先行していた同局の昼に新しい風が吹き込まれることになりそうだ。

　◆新春ワイド時代劇「おんな太閤記」　○…来年「新春ワイド時代劇」には、橋田壽賀子原作の「おんな太閤記」を放送することも発表された。８１年のＮＨＫ大河ドラマとして佐久間良子（６９）、西田敏行（６０）が主演した名作を、毎年１月２日に放送する恒例の特別ドラマの開局４５周年記念番組として２８年ぶりに復活させる。

参照元：スポーツ報知