ハリポタ完結編２１日同時発売

世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズ完結編となる第７話が、ロンドン時間の２１日未明（日本時間同日朝）に世界各国で同時発売される。主要な登場人物が死ぬ可能性もあり、主人公の運命を含め、大人気シリーズの結末に大きな関心が集まっている。

　作家Ｊ・Ｋ・ローリングさんによる同シリーズは、数奇な運命の下に生まれた主人公の魔法使いの少年ハリーが、強敵の魔法使いと対決する物語で、子どもから大人まで幅広いファンを魅了してきた。

　インターネット販売大手のアマゾン・コムによると、完結編「ハリー・ポッター・アンド・ザ・デスリー・ハロウズ（仮題＝ハリー・ポッターと死の秘宝）」の全世界の予約状況は既に２００万部超を記録。ＰＡ通信によると、第６話の１５０万部を大幅に上回った。

　また英紙サンデー・テレグラフによると、完結編のストーリーが事前に漏れないよう、総額１０００万ポンド（約２５億円）をかけた“厳戒態勢”の下で、本の出荷作業が進められているという。

　同シリーズを日本で出版する静山社は、日本語翻訳版の第７話は「来年、出版の予定」としている。

参照元：スポーツ報知