榎木孝明２０年ぶり連ドラ主演

俳優の榎木孝明（５２）がテレビ東京系時代劇「密命　寒月霞斬り！（仮）」（４月１８日スタート、金曜・後８時）で２０年ぶりに連ドラ主演することが１５日、分かった。

　原作は、作家・佐伯泰英氏（６６）の同名時代小説「密命シリーズ」（祥伝社文庫刊）。全１８巻が発売され、１月までに４００万部超の売り上げを誇る人気シリーズ。佐伯氏は「オリコン年間書籍ランキング２００７」の作家別売り上げランキングで１位にも輝いている。

　九州の小藩の田舎侍・金杉惣三郎（榎木）は、藩主から密命を受けて脱藩。家族、友を捨て単身江戸へ身を隠す。わびしい暮らしを強いられながらも、密命遂行のために難事件を解決していくという痛快時代劇。

　榎木は、８８年のフジ系「愛無情」以来の連ドラ主演。それだけに、今作にかける思いもひとしおで「私自身、どうしてもこの『密命』がやりたかった。実現できるからには、本物の時代劇を再現していきたい」と気合のコメント。時代劇といえば、立ち回りも見どころの一つだが「立ち回りが大好きで、この３０年来、ずっと武術のけいこをしている。十分にそれをお見せできると思う」と自信。

　共演は０６年の出産後、民放連ドラ初出演の安達祐実（２６）、梨本謙次郎（４６）、伊吹吾郎（６２）、寺田農（６５）、とよた真帆（４０）、加藤剛（７０）。

参照元：スポーツ報知