「東京タワー」が作品賞など５冠…第３１回日本アカデミー賞

第３１回日本アカデミー賞の授賞式が１５日、東京都港区のホテルで開かれ、松岡錠司監督の「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」が作品賞などノミネートされた５部門で最優秀賞を受賞した。アニメ作品部門の最優秀賞は「鉄コン筋クリート」が選ばれた。

　それ以外の各部門の最優秀賞は以下の通り。（敬称略）

　▽監督賞＝松岡錠司（東京タワー）

　▽主演男優賞＝吉岡秀隆（ＡＬＷＡＹＳ　続・三丁目の夕日）

　▽主演女優賞＝樹木希林（東京タワー）

　▽助演男優賞＝小林薫（東京タワー）

　▽助演女優賞＝もたいまさこ（それでもボクはやってない）

　▽脚本賞＝松尾スズキ（東京タワー）

　▽美術賞＝部谷京子（それでもボクはやってない）

　▽撮影賞＝蔦井孝洋（眉山（びざん））

　▽照明賞＝疋田ヨシタケ（眉山）

　▽録音賞＝鶴巻仁（ＡＬＷＡＹＳ）

　▽編集賞＝菊池純一（それでもボクはやってない）

　▽音楽賞＝大島ミチル（眉山）

　▽外国作品賞＝「硫黄島からの手紙」

参照元：スポーツ報知

大櫛エリカ目標３９タイム…１７日・東京マラソン出場

１７日の東京マラソン（報知新聞社後援）に出場するタレントの大櫛エリカ（２７）が１５日、東京ビッグサイトの「東京マラソンＥＸＰＯ」に参加し、本番への意気込みを語った。アシックスのイメージキャラクターを務めており、昨年は米ニューヨークなどでフルマラソンに出場。３時間台で完走している。ストレッチなどのデモンストレーションを披露し「３時間３９分、サンキュータイム目指して頑張ります」とコメントした。

参照元：スポーツ報知

テリー伊藤、林家テリ平で２度目の高座

演出家のテリー伊藤（５８）が１５日、落語家「林家テリ平」として、東京・下北沢の本多劇場で昨年９月以来２度目の高座に上がった。師匠である林家たい平（４３）の独演会に登場したもので、前回と同じ「湯屋番」を披露。「師匠に次は何をしゃべりましょうって相談したら『何、生意気言ってるんだ。湯屋番を一生やれ』と言われました」とマクラから客席をわかせたテリ平。約２０分間の熱演に客席は爆笑の連続だった。

参照元：スポーツ報知

日村「結婚してみたい」設楽「無理」

お笑いコンビ「バナナマン」の日村勇紀（３５）と設楽統（３４）、「アンジャッシュ」の児嶋一哉（３５）と渡部建（３５）が、本紙のインタビューで“恋愛ぶっちゃけトーク”を繰り広げた。

　４人は１月から順次発売中の女性にモテるコツを研究するＤＶＤ「モテル・カルフォルニア」シリーズをＰＲ。マネジャーに彼女を奪われたことがある日村は「結婚してみたい。リアルな年齢になってきたし。伊東美咲さん級の人と付き合いたい」と熱望。既婚で５歳の子供がいる設楽に「無理だよ。お前、格好悪いし」と突っ込まれていた。

　一方、正月に美女同伴でハワイを訪れたと一部で報じられた児嶋は「結婚は今のところ考えていない」とし、「昨年のクリスマスに、プレゼントで水晶のネックレスを内緒で用意したけど、ヒントを出し過ぎてバレちゃった」とエピソードを明かした。相方の渡部は、作品の中で「モテマスター」として、恋愛トークの進行役を務める。交際中の女優・伊藤裕子（３３）については「結婚は今のところない。交際？　まあ順調です」と苦笑いを浮かべた。

　◆第３、４弾２７日に発売　○…「モテル―」は０６～０７年に「ＧｙａＯ」で配信された番組をＤＶＤ化。４人が恋愛トークのほか、ダーツにも挑戦する。第１、２弾とダーツ編が発売中で、２７日に第３、４弾、来月２６日に第５、６弾が発売予定。渡部は「『期待しないで見たら面白いＤＶＤランキング』の１位」と自信？を見せた。

参照元：スポーツ報知

榎木孝明２０年ぶり連ドラ主演

俳優の榎木孝明（５２）がテレビ東京系時代劇「密命　寒月霞斬り！（仮）」（４月１８日スタート、金曜・後８時）で２０年ぶりに連ドラ主演することが１５日、分かった。

　原作は、作家・佐伯泰英氏（６６）の同名時代小説「密命シリーズ」（祥伝社文庫刊）。全１８巻が発売され、１月までに４００万部超の売り上げを誇る人気シリーズ。佐伯氏は「オリコン年間書籍ランキング２００７」の作家別売り上げランキングで１位にも輝いている。

　九州の小藩の田舎侍・金杉惣三郎（榎木）は、藩主から密命を受けて脱藩。家族、友を捨て単身江戸へ身を隠す。わびしい暮らしを強いられながらも、密命遂行のために難事件を解決していくという痛快時代劇。

　榎木は、８８年のフジ系「愛無情」以来の連ドラ主演。それだけに、今作にかける思いもひとしおで「私自身、どうしてもこの『密命』がやりたかった。実現できるからには、本物の時代劇を再現していきたい」と気合のコメント。時代劇といえば、立ち回りも見どころの一つだが「立ち回りが大好きで、この３０年来、ずっと武術のけいこをしている。十分にそれをお見せできると思う」と自信。

　共演は０６年の出産後、民放連ドラ初出演の安達祐実（２６）、梨本謙次郎（４６）、伊吹吾郎（６２）、寺田農（６５）、とよた真帆（４０）、加藤剛（７０）。

参照元：スポーツ報知

松岡錠司監督、オダギリ母に感謝…第３１回日本アカデミー賞

　◆第３１回日本アカデミー賞（１５日）　樹木希林（６５）の主演女優賞をはじめとして「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」は作品賞、監督賞のほか、オトン役を演じた小林薫（５６）が助演男優賞を受賞するなど、主要部門で４冠を受賞した。

　小林は前年度受賞者の笹野高史（５９）からトロフィーを受け取ると「参ったな２年連続高齢者の受賞になった」と苦笑い。松岡錠司監督（４６）は「オダギリさんのお母さまに感謝したい。出演をためらっているときに一言、言ってくださって。そのお陰でこの場所にいます」とあいさつ。

　主演男優賞の発表の際にはがっくりと肩を落としたオダギリも、作品賞が発表されると驚きの表情。「今日は打ち上げがあるって言っていたんで。本当は胃が痛いんですけれど、今日は頑張って飲もうと思う」と宣言。松たか子（３０）も「最高です」と４冠にはしゃいでいた。

参照元：スポーツ報知

岩田さゆり今年も本命０

女優の岩田さゆり（１７）が１５日、東京・銀座の福家書店で写真集「Ｂ．Ｌ．Ｔ．Ｕ―１７　ｓｉｚｚｌｅｆｕｌ　ｇｉｒｌ　ｖｏｌ．５」の発売イベントに出席した。１７歳以下のアイドルを特集した写真集の第５弾。

　「ｖｏｌ．１」にでも表紙を飾っている岩田だが、前回と比べて成長した部分を聞かれ「何にも変わってないですね」と照れ笑い。１４日のバレンタインデーは、ドラマのスタッフに義理チョコをあげただけとか。「本命は小学生の時にしか、あげてないですね」と話した。

参照元：スポーツ報知

山田監督、今でも黒澤さんに学ぶ…シンポジウムに１５０人

【ベルリン１５日】第５８回ベルリン国際映画祭で現地入りしている山田洋次（７６）監督とコンペ出品作「母べえ」の原作者でもある野上照代さん（８０）が、市内で行われた黒澤明監督のシンポジウムに出席した。

　会場は世界の黒澤ファン約１５０人で満員となった。野上さんは黒澤作品の記録係を担当し、巨匠をそばで見てきた生き字引。監督が、絵コンテを描いた話は有名だが「あれは撮影だけが目的じゃない。映画の資金を集める時に伝えやすいようにするためでもあった」。

　山田監督は、若い男性参加者から「いまも黒澤監督は影響を与えているか」という質問を受けると「黒澤さんは『ぼくは天才ではない。あるとしたら記憶力がいいことさ』とおっしゃっていた。今も作品を見返し、学ぶことは多い」と答えた。

　厳しい監督に怒られたことがなかった野上さん。ただ山田監督の「男はつらいよ」シリーズを「何度も同じような作品で楽ですね」と黒澤監督に言った時に「とんでもない。すごい演出力だ！」と返されたことを明かした。

参照元：スポーツ報知

中井貴一、“父親”市川崑監督に捧げるたばこ

１３日に肺炎のため亡くなった映画監督の市川崑さん（享年９２歳）の葬儀・告別式が１５日、都内の教会でしめやかに営まれた。愛煙家だった巨匠とのお別れに、ひつぎには「ビルマの竪琴（たてごと）」などに出演した俳優・中井貴一（４６）が手向けたたばこや代表作「犬神家の一族」などの台本が納められた。参列者は親族のみの密葬。駆けつけた市川組の撮影スタッフなど関係者を含む約３０人で、天国への旅立ちを見送った。

　光と影の映像美にこだわった市川監督らしい最期だった。午後２時３５分、出棺。穏やかな陽光に照らされた霊きゅう車の影は、教会近くの自宅の前を通り、都内の斎場へ。親族約１０人と親しい撮影スタッフ関係者約２０人が、涙を浮かべながら、静かに手を合わせた。

　“孝行息子”は１４日夜に駆けつけた。関係者によると、市川作品の常連だった中井は、東京・渋谷のパルコ劇場に出演中の舞台「二人の約束」の合間を縫って、「父であり師匠」と慕っていた監督の眠る枕元に。チェーンスモーカーだった巨匠が愛した「キャメル」のたばこ１カートンを供えたという。

　「たくさんあると、監督も煙たいから」（前出関係者）とこの日、ひつぎの中には、中井の寄せたキャメルが１箱。ほかに黒澤明、木下恵介、小林正樹と市川監督の４人の名匠で結成された「四騎の会」脚色の「どら平太」と、最後に撮影したリメーク版「犬神家の一族」（０６年公開）の台本など、ゆかりの品々が納められた。

　愛する家族の思いも込められた。遺影の代わりには、長女が幼少時代に描いたという、名監督の若かりしころの顔。黄色い額に入れられた絵は、自宅の仕事場に掛けられていたもので、生涯一（いち）監督の創作意欲をかき立てていたという。

　東宝関係者によると、お別れの会は３月以降、東宝スタジオ（東京・世田谷区）で行われる予定。市川監督が長年にわたり心血を注いだ“ホームグラウンド”で、映画を愛するすべての人々が、別れを惜しむ。

　◆犬神家の一族１８日追悼放送　○…市川監督の遺作となった「犬神家の一族」（０６年）が１８日午後９時からＴＢＳで放送されることが決まった。同作は市川監督が自身の代表作を、石坂浩二（６６）を再度主演に起用して３０年ぶりにリメークしたことで話題になった。ＮＨＫ教育では１７日午後１１時から、９９年に放送された「映像美の巨匠　市川崑」を再放送。吉永小百合（６２）らが同監督の魅力を語る。また、ＢＳ２では、３月１０～１３日午後９時から衛星映画劇場「追悼　市川崑監督特集」を放送する。

参照元：スポーツ報知

樹木希林、恩師・市川崑監督に捧ぐ最優秀主演女優賞…第３１回日本アカデミー賞

「第３１回日本アカデミー賞」の授賞式が１５日、東京・港区のザ・グランドプリンス新高輪で行われた。１３日に肺炎で亡くなった市川崑監督（享年９２歳）に対し、式の冒頭で追悼メッセージがスクリーンに映し出された。最優秀主演女優賞は「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」の樹木希林（６５）が受賞。「つる」で市川組に参加した樹木にとって、恩師にささぐ栄誉となった。「東京タワー―」は主要４部門で受賞した。

　黒の着物で登壇した樹木希林は真っ先に、故・市川崑監督への思いを語った。「映画を愛し、日本映画を支えてきた市川崑監督がおとつい（１３日）、９２歳で亡くなりました。８０本目の映画を撮りたいとおっしゃっていましたが、その８０本目は、後に続く映画人に任せるよ、という感じで、静かに眠っているようでした」。

　樹木は映画「つる」（１９８８年）で市川組に参加。自宅が近いこともあり、公私にわたり親交を深めた。１４日に都内の自宅に弔問に訪れ、最後の別れをしたばかり。その翌日の吉報。まさに恩師にささげる受賞となった。

　「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」ではオカン役を演じた。息子役のオダギリジョー（３２）にやさしく献身的に愛情を注ぐオカンを静かに演じきった。その若いころを演じた娘の内田也哉子（３２）も優秀新人俳優賞も受賞しており二重の喜びになった。「主演なんてとんでもない。半分しか出ていないので…。でももらっちゃったんでいただきます」と樹木流の照れ隠しでおどけると会場からは笑いが起こった。

　市川監督は７８年の第１回に「悪魔の手毬歌」「獄門島」で優秀監督賞を受賞。以来、９５年の第１８回の「四十七人の刺客」まで７度、優秀監督賞を受賞したが“最優秀”の栄冠には届かなかった。樹木も市川組の「つる」を始め、６度、優秀助演女優賞を受賞し、今回初の“最優秀”の座をつかんだ。

　「市川監督の言葉じゃないですけれど、この賞が名実ともにすばらしい賞になることを願います」と日本映画界の発展にメッセージを送った樹木。「市川監督に報告？　しません。そんな笑われますよ」と謙そんしたが、巨匠・市川監督は天国でやさしくほほえんでいるはずだ。

　◆第３１回日本アカデミー賞　主要賞の最優秀賞
▽作品賞＝「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」
▽監督賞＝松岡錠司「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」
▽主演男優賞＝吉岡秀隆「ＡＬＷＡＹＳ　続・三丁目の夕日」
▽主演女優賞＝樹木希林「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」
▽助演男優賞＝小林薫「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」
▽助演女優賞＝もたいまさこ「それでもボクはやってない」
▽外国作品賞＝「硫黄島からの手紙」
▽アニメ作品賞＝「鉄コン筋クリート」

参照元：スポーツ報知

本田美奈子．さんのボイスレター公開

０５年１１月に急性骨髄性白血病のため死去した歌手本田美奈子．さん（享年３８）が、闘病中に作詞家岩谷時子さん（９１）と交わしたボイスレターが公開されることが１４日、分かった。ＮＨＫハイビジョン「本田美奈子．最期のボイスレター」（２５日午後８時放送）で、２人の声の記録が紹介される。
　美奈子さんは０５年１月、都内の大学病院の６階無菌室に入院。その半年後、大腿（だいたい）骨を骨折した岩谷さんが１６階に入院した。ミュージカル「ミス・サイゴン」で出会って以来、美奈子さんは恩師の岩谷さんを“お母さん”と慕った。親子のようなきずなで結ばれた２人はＩＣレコーダーに声を吹き込み、互いの孤独を励まし合った。「お母さん、痛くないですか。美奈子はどんどん元気になっています」。約３カ月間続いた声の交換日記は約５時間。美奈子さんの歌は、岩谷さん訳詞の「アメイジング・グレイス」など３０曲に及ぶ。

　「今日は貧血でブルーな気持ちです」「首に入れているカテーテルが取れてしまい、首を縫いました」。日に日に病状は悪くなるが「お母さん、これは幸せになるためですよね。人の苦しみが分かるようになるための痛みですよね」。抗がん剤の副作用に苦しみ、ひどい口内炎で血を吐きながらも、ピッチも音程もズレない力強い歌声を送っている。「１曲ずつ花をくださってありがとう」「力を合わせて周囲も幸せになるように頑張りましょうね」。岩谷さんの声に涙しながら懸命に病気と闘った。

　最後のボイスレターは、亡くなる約２カ月前。仮退院し、自宅で母美枝子さんと「夜明けの歌」をデュエットしている。「この元気が少しでもお母さんのところに届きますように」。この後、美奈子さんは再発し、壮絶な闘病の末に亡くなった。山下茂プロデューサーは「死と直面しながら恩師にエールを送り続けた肉声と歌から、生きる何かを受け取ってほしい」と話している。

参照元：nikkansports.com

ポリス２７年ぶり日本公演

英バンド・ポリスが１３日、東京ドームで８１年以来、２７年ぶりの日本公演を行った。昨年２３年ぶりに再結成してスタートしたワールドツアーの９９公演目。世代を超えて復活したプレミアステージに、４万人も総立ちで大歓声。タンクトップ姿のスティング（５６）も「コンバンハ！　トーキョー！」と興奮気味だ。「孤独のメッセージ」「ロクサーヌ」「見つめていたい」などヒット曲満載の１８曲で、ドームを熱く沸かせていた。この日のライブはＷＯＷＯＷで、２３日午後８時から放送される。

参照元：スポーツ報知

にしおかすみこ、団鬼六氏からＳＭレクチャーだよ！

お笑いタレント・にしおかすみこ（３３）が、１８日発売の初エッセー集「化けの皮」（１３６５円）で、ＳＭ界の巨匠で作家の団鬼六氏（７６）と対談を果たした。女王様キャラの処女出版は、意外にも？エッセーだった。「今思うと、ヘアヌード出した方がまだ、ましだったかなって思うくらいだよ！　事務所に採算が合わないと止められたんだ！」と照れるにしおかだが、内容はいたってノーマル。巻末では団氏との特別対談も実現。本当のＳＭ道とは何か、にしおかの今後の行く道はどこなのかを、ＳＭ作家界の第一人者から真剣に教えをこうている。

参照元：スポーツ報知

平井堅、母校でＰＶ撮影…新シングル「キャンバス」

　歌手の平井堅（３６）が、２０日に発売する新シングル「キャンバス」のミュージックビデオを母校の横浜市立大学で撮影した。１０年ぶりに母校を訪問。実際に授業を受けていた教室で撮影を行った時には、エキストラの学生から拍手で出迎えられ照れた笑顔を浮かべていたという。同曲を収録した約３年半ぶりのニューアルバム「ＦＡＫＩＮ’ＰＯＰ」は３月１２日に発売される。

参照元：スポーツ報知

大泉洋、主演はつらい？…「アフタースクール」完成

　映画「アフタースクール」（内田けんじ監督、５月公開）の完成披露試写会が１３日、都内で行われた。中学時代の同級生が３０代になり繰り広げる人間ドラマ。主演で中学教師役の大泉洋（３４）は「重責を負いたくない。男の３人のドラマです」と共演の佐々木蔵之介（４０）と堺雅人（３４）に“責任転嫁”。妊婦役に挑んだ常盤貴子（３５）は「実生活でも？　そう願います。夢は捨ててない」と話した。

参照元：スポーツ報知

ＤＪ ＯＺＭＡ、しんちゃん歌う

　歌手のＤＪ　ＯＺＭＡ（年齢非公表）がアニメ映画「クレヨンしんちゃん　ちょー嵐を呼ぶ　金矛の勇者」（４月１９日公開）で主題歌「人気者で行こう！」を歌うことが１３日、発表された。ＯＺＭＡは主人公・野原しんのすけについて「得意とするアクション、きれいなお姉さんが好きなこと、底抜けの明るさに共通点を感じていた」。同曲は４月１６日発売。

参照元：スポーツ報知

中井貴一「市川監督は父であり師匠です」

　１３日に死去した市川崑監督作品の「ビルマの竪琴」（８５年）などに出演した市川組の常連・中井貴一（４６）は、楽屋にこもったまま。報道陣の前に姿を見せると「今でも信じられない。信じられません…。会いたい。会いたいです」。両目には涙が光っていた。突然の悲報に耳を疑った。東京・渋谷のパルコ劇場で上演中の舞台「二人の約束」に出演後、舞台袖でマネジャーから伝えられた。

　監督との出会いは２４歳の時。抜てきされた大作「ビルマ―」は出世作となり、９４年には「四十七人の刺客」にも出演。「今の自分があるのは『ビルマ―』に使っていただいたから。僕は父を知らない。おやじって、こんなものなのかなって思ってた。だから僕にとって父であり師匠です」。名優の父・佐田啓二（享年３７歳）を２歳の時に失った中井には、父親代わりの存在だった。

　最後に会ったのは昨夏、映画「ザ・マジックアワー」で共演した時だ。食堂で「貴一ちゃんで映画撮りたいんだよなあ」と言われ「本当ですか」との返事が最後の会話に。うつむいたまま言葉を振り絞る中井は「監督の『用意、スタート』は、役者が奮い立ついい声でした。安らかに休まれて下さい」と別れを告げた。

参照元：スポーツ報知