熊田曜子「来年は紗理奈さんに続きたい」

　グラビアアイドルの熊田曜子（２６）がこのほどダイエット本「簡単！熊田的　愛されボディメイク」を発売し２０日、東京・銀座福家書店でイベントを行った。２年間で８キロもやせた自己流のダイエット術を伝授。「正しいかどうかわからないけど、私はこうやってやせました」とやせても大きな胸を張った。所属事務所の先輩・鈴木紗理奈（３０）とはプライベートでも仲がいいとしながら「結婚をワイドショーで知ったのが残念でした」と苦笑い。「来年は紗理奈さんに続きたい」と話した。

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南沢奈央「出会いを大切に」…「赤い糸」初日舞台あいさつ

女優の南沢奈央（１８）、俳優の溝端淳平（１９）らが２０日、東京・新宿ピカデリーで映画「赤い糸」（村上正典監督）の初日舞台あいさつを行った。

　フジテレビ系同名ドラマ（土曜・後１１時１０分）と連動した中高生の切ない恋愛物語。「親近感がわくように」とヒロインを演じた南沢は「一つでも共感できる部分があったらうれしい」とあいさつ。２７４スクリーンで公開され、この日は川崎や池袋も含め５館を“はしご”。溝端と運命についてのセリフも生披露し「いつ、どこで運命の人と会っているかわからない。一つ一つの出会いを大切に思える作品になった」と話していた。他に木村了（２０）、岡本玲（１７）、石橋杏奈（１６）、桜庭ななみ（１６）らが出演。

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辰巳奈都子 撮影でポロリ１００連発？

グラビアタレントの辰巳奈都子（２０）が２０日、都内で写真集「フラジリティー」の発売記念イベントを行った。

　夏の沖縄で８２センチの美乳を惜しげもなく開放。「体勢を変えるたびにポロリで。１００連発？　それぐらい。気付かずに恥ずかしかった」。クリスマスの予定は仕事というが「男性と一緒に過ごすなら？　ジェントルマンな人。（誘われた）レストランがおいしければ、ＯＫするかもしれないです」と夜の大放出もにおわせていた。

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柳沢なな、弱い女の子からツッコミキャラに変身

女優の柳沢なな（２１）が２０日、東京・渋谷シアターＴＳＵＴＡＹＡで、初主演映画「やさしい旋律」（ＫＡＺＵＴＡＫＡ監督）の初日舞台あいさつに出席した。

　携帯サイトで人気の作家・井上香織氏の、女性を中心に５０万人に支持されたラブストーリーを映画化。ゴミ置き場に捨てられた楽器との出会いをきっかけに“運命の人”へと導かれていく女性を演じる。

　「女性なら誰もが共感できる弱い女の子。役に入るために毎日ため息をついたり、悲しい曲を聞いたりしました」と、しんみり振り返った柳沢。しかし共演者のあいさつでは、悪女を演じた石原あつ美（２２）に「素（そのまま）だったもんね」、奔放な恋愛をする役の篠田光亮（２７）にも「（その）まんまだよね」と、次々とプライベートを暴露？　する強烈なツッコミキャラに変身し、会場を楽しませていた。

　共演はほかに松田悟志（３０）、鳥居みゆき（２７）、塚本高史（２６）ら。

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清原氏「桑田が憎かった」１月出版自伝で

１０月に２３年間のプロ野球生活に幕を閉じた清原和博氏（４１）が自伝を来年１月１４日に出版することが１８日、分かった。引退後の清原氏の著書出版をめぐり激しい争奪戦が繰り広げられたが、出版界で急成長を続ける幻冬舎が権利をつかんだ。タイトルは「男道」。野球との出会い、桑田真澄氏（４０）へのわだかまりと友情、西武黄金時代の栄光と巨人時代の苦悩など克明に描かれている。

　清原氏の著書出版については引退がささやかれ始めた今夏ごろから水面下で、争奪戦が繰り広げられていた。ある大手出版幹部は「ＰＬ学園時代を含めて２５年も第一線のスター。子供から大人まで知っていてドラマも多い。活字離れに不況も重なり業界は苦しい。特に単行本の売れ行きは低迷するだけに、清原氏は今後の出版界で最も注目される１人」と語るほどだった。

　引退後、最初の活動とも言える自伝出版は幻冬舎が選ばれた。同社は創業１５年ながらミリオンセラー１４作を数える。芸能人や著名人によるベストセラーも多く、唐沢寿明「ふたり」、郷ひろみ「ダディ」など自伝から、劇団ひとりの小説デビュー作「陰日向に咲く」をミリオンセラーに導いた。球界最大のスターと出版界の風雲児は「男道」で０９年最初のベストセラーを狙うことになる。

　内容は原点である岸和田リトルリーグやＰＬ学園時代、特に３年生夏の甲子園決勝で２本塁打した宇部商戦を克明に振り返っている。プロ野球時代の思い出ももちろんだが、特にこれまで具体的にされてなかった巨人退団の経緯に触れ、球団外部の人間が戦力外通告にやってきたことなど不可解な出来事まで明かされている。

　また、ＰＬ学園時代からの同僚、桑田氏が早大進学を表明しながら巨人に指名されたドラフト当時について「桑田が憎かった」と本音をこぼしながら、巨人時代は引退を思いとどまらせたエピソードなど深い友情がつづられた。

　１０月１日の引退試合以来、目立った活動のなかった清原氏だが２２日発売の同社の雑誌「ＧＯＥＴＨＥ（ゲーテ）」のインタビューで、わずかに残った未練について語っている。左ひざ手術から復帰後、本塁打が打てなかったのがそれで「あのボクサーのようになれたらいいですね」と４５歳で世界王者に返り咲いたジョージ・フォアマンに思いをはせている。ファイティングスピリットを失わない「男道」は続いている。

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氷川きよし“９変化”…「スペシャルコンサート―」

演歌歌手・氷川きよし（３１）が１７日、東京・丸の内の東京国際フォーラムホールＡで「スペシャルコンサート～きよしこの夜ｖｏｌ．８～」を行った。

　０１年に始まった毎年恒例のコンサートで、今回は昼夜２公演で１万人を動員。デビュー曲「箱根八里の半次郎」や最新シングル「哀愁の湖」など２０曲を熱唱。デビュー９周年にちなみ、“９変化”を披露。純白のスーツから和装、最後は、氷をイメージした青の衣装で締めた。氷川は「浮き沈みの激しい芸能界でここまでやってこられてうれしい」と笑顔。今年に入り、本格的に水泳に取り組んだお陰でスタミナアップ。「（胸板も）だいぶ、つきました。谷間ができそう」とニヤリと笑った。

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キアヌ、９度目の来日…米映画「地球が静止する日」

米俳優のキアヌ・リーブス（４４）が１７日、都内で主演米映画「地球が静止する日」（１９日公開、スコット・デリクソン監督）の来日会見を行った。

　１６日に約２年ぶり９度目の来日となり「コンニチハ。東京に戻って来られてうれしい」とあいさつ。キアヌ演じる宇宙からの使者が地球を救うため、人類滅亡を企てる物語で、１９５１年の名作ＳＦ「地球の静止する日」のリメーク。「監督も素晴らしく、共演者は才能があり、楽しく撮影できた」と振り返った。地球環境問題も提示する同作だが、自身もリサイクルを徹底しているとか。“地球最後の日”には「ステーキにシーザーサラダ、８２年のマルゴー、チョコレートケーキを食べたいね」と笑わせていた。１２日に全米３５６０館で封切られ、３日間で興収３１００万ドル（約２７億円）を記録。１９日か２０日に帰国予定。

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もこみち＆椿姫彩菜、究極のデートについて語る

イケメン俳優・速水もこみち（２４）が１７日、東京・赤坂ガーデンシティで男子校出身の女子大生のタレント・椿姫彩菜（２４）とトークショーを行った。

　この日、マイクロソフトが展開する「ＭＳＮ相談箱」の中に究極の恋愛をアシストする「平成デート委員会」が設置され、究極のデートについて語った。もこみちは「ボクはロマンチストなので、最後に花束を渡したい」と理想のデートプランを披露。もこみちについて、椿姫は「外見もいいし、すごく紳士的。デートすると人生の全ての運を使い果たしちゃうかも」と苦笑いした。

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ノッチ「“大統領”当選パーティー」で大泣き

　お笑いコンビ「デンジャラス」のノッチ（４３）が１７日、東京・タワーレコード渋谷店で、オバマ次期米大統領にふんして一日店長を務め、オバマ氏唯一の公式コンピレーションアルバム「ＹＥＳ　ＷＥ　ＣＡＮ：ＶＯＩＣＥ　ｏｆ　ａ　ＧＲＡＳＳＲＯＯＴＳ　ＭＯＶＥＭＥＮＴ」の発売記念イベントを行った。

　ＳＰ役の相方・安田和博（４１）とともに登場。「このアルバムを聞きながらマラソンしている。気分はＹＥＳ　ＷＥ　ＣＡＮ！　沈んだ気持ちをＣＨＡＮＧＥ！」と“オバマ語”でＰＲした。

　オバマキャラでブレークした今年を振り返り、「人生がＣＨＡＮＧＥした」と笑顔。オバマ氏が当選した１１月に、事務所の先輩のダチョウ倶楽部らが、ノッチのための「当選パーティー」を開いてくれたことを明かし「みんな喜んでくれた。東高円寺の居酒屋で。肥後（克広）さんが泣き出して、みんなも泣きモードになった」と感謝した。

　今後については「来年１月２０日の大統領就任式に向けて頑張っていきたい」と、本人のように意気込んでいた。

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川村カオリ来春に新シングル、アルバム発売

　歌手の川村カオリ（３７）が１７日、ドキュメンタリー「乳がんと　ともに生きる」の上映イベントでトークショーを行った。

　来年のデビュー２０周年の節目に、１２年ぶりとなるソロとしての音楽活動再開を発表。来春には新シングル、アルバムの発売も決まり、川村は「うれしい。がんの闘病もあって『自分の意思、思いを伝えたい』っていうのがすごくあったので」と語った。

　４年前に乳がんを発症。左乳房切除手術、抗がん剤治療を受けていたが、今年１月にリンパ節、骨、肺の３か所への転移が判明した。現在も１０日に１度、抗がん剤治療を続けており「体調は悪くないが、無理すると次の日に出てくる。ケアしながらフォローしながらやっていきたい」。

　最愛の一人娘（６）が生きがい。「お母さんが歌うたいだってことを見てもらいたい。（病気に）背を向けていても仕方がない。今、何をできるか、何を残せるかと思って生活している」と強い決意で話した。

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「ＤＡＰＵＭＰ」ＹＵＫＩＮＡＲＩ脱退

「ＤＡ　ＰＵＭＰ」のＹＵＫＩＮＡＲＩ（３０）が１７日付でグループを脱退することが同日、発表された。いろいろと悩み、ＩＳＳＡ（３０）、ＫＥＮ（２９）との話し合いを重ねた結果、「裏方として音楽制作に携わりたい」というＹＵＫＩＮＡＲＩの思いが尊重された形。「今後は個人として歩んでいきますが『ＤＡ　ＰＵＭＰ』が更なる高みにいくことを強く願っています」と話した。

　０９年からは２０～２８歳のダンサー７人を新たに加え、９人組グループとして再出発する。ＩＳＳＡは「足のけがも順調に回復している。新生『ＤＡ　ＰＵＭＰ』として早くパフォーマンスできるように頑張ります」。来春に新曲発売を予定。

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長渕文音、主演女優賞で戻ってきたい…報知映画賞 表彰式

◆第３３回報知映画賞・新人賞　第３３回報知映画賞の表彰式が１７日、東京・港区のザ・プリンス　パークタワー東京で行われた。新人賞に輝いたシンガー・ソングライターの長渕剛（５２）と元女優の志穂美悦子さん（５３）の長女・長渕文音（２０）も紫色のドレスで登場し、盛大な表彰式となった。

　長渕文音は主演女優賞の表彰を受ける小泉をじっと見つめていた。「私は報知新聞に最初に賞を頂いた。いつか主演女優賞としてここに戻ってきたい」女優デビュー作で新人賞を射止めた文音が、新たな目標を口にした。

　表彰式の前夜は緊張から３時間の睡眠。受賞スピーチでは一度だけ言葉に詰まった。「人生で一番の緊張。言いたいことを忘れちゃって」。緊張だけではない。控室で樹木にあいさつしたとき、テレビで文音を見たという樹木の娘で女優の内田也哉子（３２）が「すごくいいね」と語ったことを伝えられた。樹木に「私の娘と同じ（２世女優）で大変だけど、頑張ってね」と言われ、文音は感激しきり。

　「人間が持っている本質、喜怒哀楽を表現できる女優になりたい。一歩ずつ、確実に演じていきたいです」と文音。花束を渡した佐々部清監督は「ラストシーンを撮り終えたとき、女優の顔になった。（受賞の）ご褒美をもらえると確信した」とたたえた。

　文音の両親はこれまで、独り立ちした娘を静かに見守ってきた。１９８８年、文音の誕生の喜びを「ＮＥＶＥＲ　ＣＨＡＮＧＥ」で歌った長渕剛は晴れ姿を見るため仕事を調整したが、かなわなかった。志穂美悦子さんは会場に駆けつけたが「今回は娘が主役」として壇に上がることはなかった。

　元女優の悦子さんにとって、報知映画賞はあこがれだったという。先月下旬、外出先で新人賞の知らせを聞き、うれしさのあまり駐車中の車から外に飛び出しジャンプした。自分の夢を娘がかなえてくれるとは想像もしていなかった。「文音にとって力強い第一歩になりました。人間の痛みを演じられる女優になってほしい」さらなる飛躍を期待し、エールを送った。

　◆長渕　文音（ながぶち・あやね）１９８８年３月１７日、東京都生まれ。２０歳。４歳で牧阿佐美バレエ団付属橘バレエ学校に入学しバレリーナを目指すが、けがのため中学３年で断念。高３で演技のワークショップに参加し女優を目指す。中２からインターナショナルスクール、高校も英語コース。昨春、明治学院大学国際学部に進学。身長１６３センチ、血液型Ａ。

　◆三本木農業高校、馬術部　馬術部員の香苗（文音）は、顧問の古賀（柳葉敏郎）から気の強さを買われ、視力を失いかけた馬タカラコスモスの世話をしている。が、心を開かないこの馬に香苗は手を焼く。実話で撮影は実際に青森・三農高で行われた。佐々部清監督。

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堺雅人、北関東新聞を代表して受け取りたい…報知映画賞 表彰式

◆第３３回報知映画賞・助演男優賞　第３３回報知映画賞の表彰式が１７日、東京・港区のザ・プリンス　パークタワー東京で行われた。

　笑みをたたえたまま、堺雅人はさっそうと舞台に上がった。昨夏の７～９月に連続して撮影した３作で見せた異なる顔が評価された。「クライマーズ・ハイ」にふれた受賞の言葉では「５０人の編集局員みんなで作り上げていった。北関東新聞（劇中の新聞社名）を代表して受け取りたい」ときっぱり。エース記者は、日航全権デスクの堤と同じ喜びを表現した。

　新聞記者に逆取材し、役作りをしたが「誰１人欠けても違った作品になった。僕１人で作った役じゃない」と謙遜（けんそん）。壇上で「２３年前の（日航機墜落）事故で命を落としたみなさんの、ご冥福を祈りたい」と話した。

　式直前のわずかな時間に堤と交わしたのは、次の仕事の話題。祝福の花束をもらった同世代で仲のいい内田けんじ監督（３６）とは、台本読みや原稿執筆をする喫茶店の情報を交換。今月初旬に車を購入したばかり。副賞のガソリンは「大切に使わせてもらいます」と喜んだが「行動範囲が広がる？　う～ん、仕事ばっかになると思いますよ」と苦笑した。

　「映画界の中ですごく重要なポジションを担っている。いなくなったら困る映画がいっぱいある」と内田監督が実力を認めるように多忙な毎日が続く。「堤さんのように次は主演で？　まだ（賞を）いただいたばっかりですよ」と言い残し、出演作「ジェネラル・ルージュの凱旋」（来年３月７日公開）のロケ地入りのため、軽やかに会場を後にした。

　◆堺　雅人（さかい・まさと）１９７３年１０月１４日、宮崎県生まれ。３５歳。９２年、早大演劇研究会から劇団「東京オレンジ」を旗揚げし看板俳優に。ドラマは２０００年ＮＨＫ「オードリー」、０４年、同局大河「新選組！」、映画は０１年「ココニイルコト」、０３年「壬生義士伝」、０７年「壁男」など。「篤姫」の家定役で国際ドラマフェスティバルの助演男優賞。雑誌「ＴＶｎａｖｉ」でエッセーを連載中。１７２センチ、血液型Ｏ。

　◆クライマーズ・ハイ　８５年に群馬・御巣鷹山で日航ジャンボ機が墜落。５２０人の死者を出した世界最大の単独航空機事故に奔走し、苦悩する「北関東新聞」記者たちの姿を描いた社会派ドラマ。記者時代に、事故の報道にかかわった横山秀夫氏が自分の体験を反映させて書いた同名小説が原作。０５年にはＮＨＫでドラマ化（主演・佐藤浩市）された。

　◆ジャージの二人　会社を辞めたばかりの３２歳の男（堺）は、猛暑のある日、グラビアカメラマンの父（鮎川誠）に誘われ北軽井沢の山荘へ。父子はそれぞれの妻とうまくいっていない。小学校のエンブレム入りのジャージーに着替えた２人は“何もしない”ひと夏を過ごす。芥川賞作家・長嶋有さんの同名小説を中村義洋監督が映画化。

　◆アフタースクール　中学教師の神野（大泉洋）のもとへ、同級生だと名乗る探偵（佐々木蔵之介）が訪ねてくる。この探偵、神野の中学時代からの親友だったサラリーマン・木村（堺）を捜しているという。神野は木村捜しを手伝ううちに、意外な事実が次々と浮かび上がってくる。内田けんじ監督。

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堤真一、１年通してクライマーズハイ状態…報知映画賞 表彰式

◆第３３回報知映画賞・主演男優賞　第３３回報知映画賞の表彰式が１７日、東京・港区のザ・プリンス　パークタワー東京で行われた。主演男優賞（堤真一＝４４）、助演男優賞（堺雅人＝３５）の２冠に輝いた「クライマーズ・ハイ」のファミリーが勢ぞろいした。原田眞人監督（５９）と新人記者役の尾野真千子（２７）が花束を持って祝福。

　「こんな賞をいただけてビックリしている」。映画賞の主役、堤は「クライマーズ・ハイ」で日航ジャンボ機墜落事故の全権デスク・悠木として熱のこもった演技を見せた姿とは対照的に、どこか恥ずかしそうだった。

　「『容疑者Ｘの献身』は福山（雅治）くんが主演だし、『クライマーズ』は（劇中の北関東新聞の）編集局員５０人全員が主役。こうやって賞をいただくのは気恥ずかしいけど、映画そのものが評価されたということで、ありがたくいただきます」と肩をすくめた。

　報知映画賞は「ＡＬＷＡＹＳ　三丁目の夕日」（０５年）での助演男優賞受賞以来２度目。当時も、映画の撮影の合間に駆け込むように会場に姿を見せたのが開会から２０分後だったが、今回も主演舞台「イリュージョンコミック　舞台は夢」（午後２時開演）を控えており、表彰式の冒頭３０分間だけの出席だった。

　祝福に駆け付けた原田眞人監督をはじめとする「クライマーズ・ハイ」のファミリーが勢ぞろい。ドラマなどでの共演経験があるキョンキョンの姿もあり「知った顔が多かったので、もう少し一緒にいたかった」。名残惜しい気持ちを抑え、東京・初台の新国立劇場に向かった。

　今年は「１年を通して『クライマーズ・ハイ状態』だった」と振り返る。「クライマーズ」では“全権のＰＲデスク”のように今までにないほど精力的なキャンペーン活動だった。

　次回の映画出演はまだ未定。「来年は余裕を持って、自分を見つめ直すことも必要かな」と話す冷静さも。しかし、勲章はひたすら走り続けた堤のもとにめぐってきた“ご褒美”。多忙なのは活躍の証しだ。「次にそういう（ゆっくりする）機会があればうれしいですね」と、３度目の受賞に意欲をみせた。

　◆堤　真一（つつみ・しんいち）１９６４年７月７日、兵庫県生まれ。４４歳。千葉真一が主宰するジャパン・アクション・クラブに入団し、真田広之の付き人になる。８７年にＮＨＫドラマ「橋の上においでよ」でテレビデビュー。以後ジャンルを問わず活躍。９７年に第３２回紀伊国屋演劇賞を受賞。２００５年に報知映画賞ほか５つの映画賞で助演男優賞を受賞。身長１７８センチ、血液型ＡＢ。

　◆クライマーズ・ハイ　８５年に群馬・御巣鷹山で日航ジャンボ機が墜落。５２０人の死者を出した世界最大の単独航空機事故に奔走し、苦悩する「北関東新聞」記者たちの姿を描いた社会派ドラマ。記者時代に、事故の報道にかかわった横山秀夫氏が自分の体験を反映させて書いた同名小説が原作。０５年にはＮＨＫでドラマ化（主演・佐藤浩市）された。

　◆容疑者Ｘの献身　直木賞を受賞した東野圭吾氏の同名推理小説を原作に、フジテレビ系月９ドラマ「ガリレオ」と同じキャスト、スタッフで映画化。天才物理学者・湯川（福山雅治）が唯一、天才と認める数学者・石神（堤真一）がつくり出す謎に理論的に迫り、頭脳戦を繰り広げる。

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小泉今日子、史上初快挙へ主演女優賞あるぞ３度目…報知映画賞 表彰式

◆第３３回報知映画賞・主演女優賞　第３３回報知映画賞の表彰式が１７日、東京・港区のザ・プリンス　パークタワー東京で行われた。「グーグーだって猫である」（犬童一心監督）、「トウキョウソナタ」（黒沢清監督）で７年ぶり２度目の主演女優賞に輝いた小泉今日子（４２）は大トリで壇上に上がり「映画の世界が大好き。これからもかかわっていきたい」と喜びをかみしめた。アラフォーの星として、史上初となる３度目の同賞受賞が現実味を帯びてきた。

　壇上で「７年前に同じ賞を頂きました。でも、授賞式の時に相米慎二監督は残念ながらお亡くなりになっていて…。１人で心細い気持ちでここに立っていた」と振り返った。今回はお祝いに駆けつけた犬童、黒沢両監督から、はにかみながら花束を受け取った。「２人とも来てくれるなんて…」心の底からホッとした笑顔を見せた。

　初受賞した２００１年の表彰式。うれしさと同じくらいの寂しさを抱いていた。受賞作「風花」の相米慎二監督（享年５３歳）が同年９月に死去。晴れ姿を見せることが、かなわなかったからだ。

　１９８２年に１６歳でデビューしたキョンキョン。人気アイドルから四半世紀を経て、今では映画界を代表する名女優に成長した。２度目の主演女優賞は松坂慶子（５６）、原田美枝子（４９）に続き、３３回の歴史で３人しかいない。２１世紀では初だ。

　同年代の女性を自然体で演じたことが高い評価を得た。「グーグーだって猫である」「トウキョウソナタ」でも、自身と同じアラフォーの女性に潜む「孤独」を浮き彫りにした。「２つの作品の女性は生きている場所が違いますが、それぞれが違う形で、孤独と向き合ってる。私自身も、そういう年頃かもしれない」４００人以上の関係者が見守るステージでも、冷静に自分を客観視できる余裕が、演技にもつながっている。

　来年以降もオファーは続々と届いている。期待されるのが、史上初となる３度目の主演女優賞だ。「信頼できる監督、優秀なスタッフ、一緒に戦う俳優…。みんなで頂いた賞なので、つつましい気持ち。３度目？　う～ん、今度は逆に花束を持ってお祝いに駆けつけたいですね」と謙そんするが、周囲は黙っていない。

　自らのことのように受賞を喜び「ぜひ、また仕事がしたい」と声をそろえた黒沢、犬童両監督。表彰式前に歩み寄って談笑した樹木希林（６５）、堤真一（４４）ら俳優仲間。さらに、天国から見守り続ける相米監督…。芸能界に数多い“小泉応援団”が、今後も自然とバックアップする。

　７年前の初受賞で「女優として２１世紀を頑張るためのチケットをもらった」と語った。２度目の戴冠（たいかん）に「映画にこれからもかかわっていきたい」と生涯女優宣言。３度目の受賞に向かい、小泉が歩き出した。

　◆小泉　今日子（こいずみ・きょうこ）１９６６年２月４日、神奈川・厚木市生まれ。４２歳。８１年「スター誕生！」で優勝し、翌年「私の１６才」で歌手デビュー。８３年「あんみつ姫」でドラマ初主演。“キョンキョン”の愛称でトップアイドルに。映画では８３年「十階のモスキート」に初出演し、８４年「生徒諸君！」で初主演。２００５年の「空中庭園」で「第４８回ブルーリボン賞」主演女優賞受賞。１１月２６日には歌手として５年半ぶりとなるアルバム「Ｎｉｃｅ　Ｍｉｄｄｌｅ」を発売した。

　◆グーグーだって猫である　吉祥寺に住む天才漫画家・麻子（小泉今日子）は愛猫のサバを亡くし失意の日々だったが、子猫のグーグーと出会う。グーグーと過ごす幸せの日々、恋の予感、新作のアイデア、いろいろなことがうまく動き始めるが、新作の準備中に倒れてしまい、思いがけないことを知らされる。漫画家・大島弓子さんの自伝的漫画が原作。犬童一心監督。

　◆トウキョウソナタ　リストラされたことを家族に言えない父（香川照之）、いつもつまらなそうな母（小泉）、米軍入隊前の長男（小柳友）、父に伏せてピアノを習う次男（井之脇海）。線路沿いのマイホームで、それぞれ葛藤を抱えながら暮らす４人家族に、ある日大きな変化が訪れる。今年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞受賞。黒沢清監督。

　◆報知映画賞　映画界の発展を願い、１９７６年に報知新聞社が制定。今回から選考方法を変更し、読者投票の結果を加味してノミネートされた作品部門の２０作品、個人部門の１０人の中から選考委員会で受賞者・受賞作を決定。公開規模、興収など作品の大小を問わず選考する特徴を持ち、賞レースのトップを切って発表、表彰するため、映画界から高い関心を集めている。

参照元：スポーツ報知

ＮＩＧＯ、牧瀬里穂との結婚に何も語らず

女優牧瀬里穂（３６）と結婚したファッションプロデューサーＮＩＧＯ（３７）が１６日、都内で行われた「ＧＱ　Ｍｅｎ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｙｅａｒ２００８」の授賞式に出席した。

　今年最も輝いた男性を表彰するもので、北野武監督、嵐の松本潤、世界のナベアツ、デザイナー村上隆氏、北京五輪メダリスト朝原宣治氏とともに選出された。

　ＮＩＧＯが結婚について口を開くことはなかったが、「格好いい男とは」と聞かれたナベアツが「牧瀬里穂さんと結婚できる男。ボクのあこがれの人を奪いやがって。結婚おめでとうございます！」と手荒く祝福すると下を向いて苦笑い。授賞式終了後、報道陣からも「心境を」などと質問が飛んだが、照れ笑いしながら何度も頭を下げるだけで、コメントはしなかった。

参照元：nikkansports.com

櫻井翔 年賀状楽しみ

人気グループ「嵐」の櫻井翔（２６）が１５日、東京・京橋郵便局で平成２１年用年賀状引受開始セレモニーに出席した。

　「この１年を思い起こしながら、年賀状でしかつながっていない学生時代の友人、恩師にも書いてます」と持参した年賀状を特設ポストに投かん。一緒にセレモニーに参加した保育園児たちの投かんもフォローし、「年賀状は新年初めの贈り物。結婚した友人の子供の写真とかあると、成長が見られてうれしくなりますね」と受け取りも楽しみにしていた。

参照元：スポーツ報知