「それでもボクはやってない」が落選…米アカデミー賞外国語映画賞部門

　第８０回米アカデミー賞の外国語映画賞部門にエントリーされていた周防正行監督（５１）の「それでもボクはやってない」がノミネートから落選したことが１８日、分かった。

　「それボク」は同賞の日本代表作品だったが、ノミネート候補９作品に入らなかった。社団法人日本映画製作者連盟（映連）が毎年１本を選考し同賞に出品。過去１０年のうち、最終ノミネート入りした日本代表作品は２００４年の「たそがれ清兵衛」（山田洋次監督）だけとなった。

　「それボク」は周防監督の１１年ぶりの新作で、痴漢えん罪裁判を通して日本の裁判システムに疑問を投げ掛けた社会派映画。主演の加瀬亮（３３）とともに、国内では報知映画賞を始め各映画賞を総なめにしている。なお、アカデミー賞のノミネートは２３日に発表される。

参照元：スポーツ報知